宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

9日、オリ・パラの中止と無観客開催を県に再度の申し入れ

 8日、菅内閣福島県内で行われるオリンピック競技は観客を入れた開催を決めたことを受け、知事は同日夜、あづま球場に7150人まで観客を入れること、学校連携の子どもの観戦も行うとの方針を示したことについて、国、県のこの決定に各方面から異論が噴出しています。

 党県議団は9日午後、県にオリンピックは中止すべきこと、開催の場合でも無観客とするよう求め、再度申し入れを提出しました。対応したオリ・パラ推進室長は、知事に伝えるとしたものの、観客を入れた場合に県外からどれだけの人が来るのか、医師や看護師、救急隊員の要請はどうなるのかなど、試合開催に係る人の流れや要因などの詳細は組織委員会で把握しているため、県では分からないと言います。全体像がわかせなくては、地元県として準備のしようがありません。組織委員会が全部に責任を終えるとは考えにくく、地元自治体との連携が欠かせないのに、まともに情報提供が行われていないことは大変心配です。

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