宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

3日、9月議会に向けた知事申し入れ。コロナから県民の命を守ること、汚染水海洋放出許さない、気候変動対策に本気の取り組みを求めました。

 3日、9月議会に向けた字申し入れ。コロナ対策、原発事故対策、気候変動対策等について申し入れました。コロナ対策では、何よりも県民の命をいかにして守るかが最大の課題、そのためにも在宅療養者を無くす必要があると指摘。臨時の医療施設設置を検討すべきと求めるとともに、感染力が強いデルタ株が主流となる下では、施設で感染者が出たら直ちに全員のPCR検査を実施してクラスター化を未然に防止することが重要と求めました。苦境に立たされている中小零細事業者への支援強化をと求めました。

 原発事故関連では、汚染水海洋放出方針により国や東電が具体的な対処計画を出しているが、県民は納得しておらず県は海洋放出前提のいかなる動きにも反対を貫くべきと求め、9月議会に提案予定の区域外避難者の立ち退きを求める調停の申し立ては取りやめるよう求めました。

 IPCCが8月に第六次報告の一部を公表し、人間の活動が温暖化の原因と断定したことを踏まえ、本気の取り組みが必要であること。

 米価の暴落が必至と言われる中で、農家と農業を守る対策を取ること、生活困窮者への支援強化、エアコン設置補助等を求めました。

要望に対して知事は、県には3つの課題があるとして①コロナ対策、②原発事故対応、③地方創生、人口減少対策を挙げ、中でもコロナ感染杞憂拡大は国難だとしオールジャパンで取り組まなければならないと述べました。

f:id:m-sizue:20210903114645j:plain

 

f:id:m-sizue:20210903114745j:plain