宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

22日、党国会議員団とともに、浪江町の津島避難者訴訟原告、弁護団と懇談。帰還困難区的全域の除染でふるさとを返してと

 22日、23日と党国会議員団の福島チームが現地調査で来福。高橋千鶴子、塩川哲也両衆院議員、岩渕友、山添拓両参院議員と秘書団が参加。

 22日午前中は津島原発訴訟の原告、弁護団との懇談に県議団も同席し、話を聞きました。津島地区は先行除染した復興再生拠点面積は僅か1.6%しかない。原告の皆さんが強調したのは、津島は開拓地で経済的には豊かではないが、それ故住民が協力しないと生きていけない地域だった。小、中、高校があり、診療所もあり、商店もあり地域として生活機能は整っていた。みんな仲良く生活していた当時の地域を再び取り戻したいというのが住民の思いだと。国は、特定復興再生拠点以外は、帰還希望の世帯しか除染しない方針を変えようとしていません。幹線道路の際20m、点で除染しても生活できない、世帯がまとまって生活できるようにしなければ戻ることはかなわない。国は地域の事情をどれだけ理解しているのかと怒りを露わにしていました。

 党国会議員団は、国は帰還困難区域は戻れないとしてきた方針を変えて、帰れるようにすると言ったのだから、責任もって戻れる環境を整備すべきと述べました。

 住民の話では、町は国が計画する国際教育研究拠点を浪江町に誘致したいらしく、余り国に文句を言うことは控えている向きがあると言います。どうなるか分からないものを当て込んで、住民の要望を抑えるようなことがあってはならないと思います。

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