宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

福島県もみなし陽性を導入。感染者の1割に

 県は、コロナ陽性者の濃厚接触者となった家族が発症した場合に、受診、検査なしでコロナ陽性と医師が判断できるとしたみなし陽性を導入しました。初日1人でしたが、翌日には43人、53人と増加、新規感染者の約1割がみなし陽性者となりました。

 医療法では診察によらない診断や薬の処方を禁じていますが、保健所機能がパンク状態に陥る下で、濃厚接触者を極めて限定し感染者の特定までみなしで対応するのは異常事態。医療崩壊を防止するためとは言え、他の疾患が隠れている可能性はゼロではなく感染者の不安はより大きくなるのではないかと思われます。