宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

余りに高い県立高校の学校納付金、。エアコン電気代は去年よりも1500円もの増に。

 今年から市内の県立高校に子どもが入学したという方から、学校のエう付近が余りに高くどうにかならないかとの話があり、この程資料が届きました。見て驚いたのは、入学時に係る保護者負担金の多さとともに、本来なら公的に負担すべき内容が保護者負担金になっていること、子どもの権利条約、に照らして疑問と思う納付金があることです。

 燃料代の高騰もあり高校のエアコン電気代が、前年の年間4100円が今年は5600円に増額されています。普通教室分は県が負担することになっており、保護者負担は特別教室だけのはずですが、いくら燃料費の高騰とはいえ年間1500円の負担増は異常です。本当に特別教室分なのか検証が必要ですが、国も物価高騰対策を行う下で、県立高校の保護者負担金の見直しこそ行うべきです。

 今まで気づかなかったものに入学時の誓約書があります。校則と命令を守り勉強に専念しますとの誓約書に署名し5650円の収入証紙を貼って提出するもの。学校は命令に従うところなのか、生徒が納得しみんなで守ることで良好な教育環境をつくることはだいじですが、校則に合理性があるのか見直しを行う学校も増えています。校則を絶対化するだけでなく、命令にと違うことまで誓約させる誓約書が今時必要なのか、大いに検討すべきであり、収入証紙まで貼付して提出されるようなものではないと思います。資料提供してくれた方は上の子どもが今年国立大学に入学しましたが、大学にはこのような誓約書は無いと言います。