宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

6日、6月定例会が閉会。大橋県議が討論。防衛力の抜本強化を求める意見書を自公が強行。

 6日、6月定例会が閉会しました。大橋県議が討論に立ち、医大の紹介状なしの初診料を5500円から7700円に引き上げる議案などに反対。意見書では、自民党提出の防衛力抜本強化を求める意見書の修正案が自民、公明の賛成多数で可決されました。これには日本共産党と県民連合が反対。防衛費の増額中止を求める共産党提案の意見書案に県民連合は退席しました。県民からは強行するなとの要請ファクスが各会派に集中。共産党県議団には70通を超すファクスが届くなど、近年にない県民の怒りの世論高まりが示されました。

 今議会はコロナ感染拡大傾向、ロシアの侵略戦争を機に深刻化する物価高騰対策に有効な手立てが打てるかが問われました補正予算は、国の臨時交付金を活用した事業としてプレミアム商品券発行、コロナ対策の拡充、3月の地震で被災した福祉施設の復旧費等が計上されましたが、国の交付金自体が少ないため、取り組める事業も限られてしまいます。物価高騰の現状に見合う国の交付金増額が必要です。

 

福島医大の紹介状無しの初診料7700円に引き上げる等の議案には共産党県議団だけの反対で通ってしまいました。