宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

9日、12日、来年度予算の要望聴取会。

9日、来年度の予算に向けた各団体からの要望聴取会が開かれ、県腎協、県教組、県高教組、夜間中学をつくる会、ひだん連、行政書士会から要望を受けました。

 透析治療を受ける県腎協からは、福島県の重度医療費助成の所得制限の基準が最も厳しいので見直しすること、要介護となっても介護施設が透析患者を受け入れない事例があることなど改善の要望が。

 県教組、県高教組からは、教員不足、多忙化解消を求める切実な要望が寄せられました。公務員も来年度から定年が65才に延長されることになりますが、賃金は7割にダウンする見込みと。年金支給も無いのに賃金が7割に下げられたら、働く意欲が出てこない。教員の仕事は60才超えても内容は変わらない。せめて給与は保障してほしいとの声です。福島県の教員不足の要因は、産休、育休を取る教員が多いかも、また、病気療養者が多いこと等、複雑な要因があると。子育てしやすい県なのかもしれないとの話は歓迎すべきこと。安心して子どもを産み育てられる教育環境が必要です。高校のエアコン設置について、農業高校などでは、実習の控室にはないため、外の農作業実習から戻ってもエアコンが無いのは辛いとの訴えが。

 ひだん連からは、避難者の支援活動を行ってきたNPОへの補助が削減され、補助団体も減らされたと言います。国は、避難者の帰還意向調査を行っていますが、戻る意思のない人は避難者とみなさない方針と伝えられており、事故も被害も小さく見せて終わったことにしようとする思惑がありあり。こんな県民切り捨ては許せません。

県腎協

夜間中学つくる会

県教組

県高教組

ひだん連

行政書士

 12日は、聴覚障害者協会、身体障害者福祉会の要望を伺いました。いずれも県に莫大な予算を求めているわけではないのに、県の担当課からはお金がないと言われてしまうとの苦情が寄せられました。無いのはお金ではなく、やる気の問題だと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ひだん連は、避難者支援活動するNPОへの補助金が削減され、補助団体自体が減らされていると言います。国は避難者の意向調査を行っており、帰還意思のない避難者は避難者にカウントしない方向と言われます。被害を小さく見せて、事故も被害も終わったことにすることは、許されません