愛知県保険医協会が会員医療機関にマイナ保険証に関するWEBアンケートを行い、2242件から寄せられた回答の結果を公表しました。注目されるのは、3人に2人が子どものマイナンバーカードを取得しておらず、その8割がマイナンバー制度が信用できない、7割の人は情報の流出が不安と答えていることです。マイナンバ ーカードを持っていてもマイナ保険証と紐づけしている人は半数に留まっています。マイナ保険証の有無にかかわらず、子どもの受信時にはほとんどの方が現行の保険証を持参しています。その理由の大半はそのほうが楽だからと答え、子どもの医療証とマイナ保険証が一体でないからとの回答も26パーセントを占めています。
12月から現行の保険証からマイナ保険証に一本化されることに9割が不安と答え、不安、不満困惑している状況がうかがえます。また、マイナンバーカードを5年で更新の必要があることも知らない人が5割近くを占めました。
国民の強い反対にもかかわらず、制度を強引に進める政府への不信が強く、現行の保険証を残してほしいとの声が多数寄せられました。