宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

9日、福島第一原発敷地に現地調査。今回は研究者や弁護士さんたちも一緒に調査

 6月9日、私は3回目となる第一原発敷地内の調査に入りました。今回は、館野淳さん、安斎郁郎さん、野口邦和さんなど著名な研究者や、原発裁判を闘っている弁護士さんや原発をなくす住民運動の代表など総勢20人の調査団。

 今回もALPSを見たため全面マスクの重装備での視察。

 地内には様々な施設がつくられつつあり様子が変わっていました。200人が入れる食堂やコンビニもできて、労働者の働く環境は少しは改善されていましたが、根本の多重下請構造は変わっていないため、劣悪な雇用状態には変わりません。全体的には線量が下がっているものの、免震重要棟入り口は8μ、敷地内で最も高いのが鉄塔が立つ箇所で1500μ、アルプスの中は30μシーベルトと高い放射線量が混在する中での作業が続きます。東電からは、復興本社の石崎社長、第一原発の小野所長が挨拶。 研究者のみなさんからは、とにかくすべてのデータを隠さず出してほしい、災害県境の到達点に真摯に向き合い、安全対策を取るべきとの厳しい指摘が相次ぎました。

 

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