宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

県民健康調査の甲状腺検査で経過観察だった事故当時4歳の児童が甲状腺がんだったことが明らかに。

原発事故当時18歳以下だったすべての子どもを対象に行われている甲状腺エコー検査で、経過観察とされた事故当時4才の子どもが甲状腺がんだったことがNHKの報道で明らかになりました。通常診療の中でがんと診断されたため、県への報告はなかったと言い…

2015年度の県政指標、一人当たり財政規模は全国一位の98万8千円。県内総生産額は7兆1746億円。一人当たり総労働時間も日本一。県の老人福祉費は全国17位、一人当たり9万7700円、敬老祝い金を削減する福島市は県内市町村平均の11万4452円を1万6800円も下回る9万7633円。ごみ排出量県内1位の福島市、有料化よりも分別とリサイクルの促進こそ

福島県の指標一覧が届きました。復興関連事業で県の財政規模が膨らんだため、一人当たりの財政規模は全国一位に。県内のGDPも震災前の2010年が6兆9393億円でしたが、2011年に6兆2800億円と落ち込みましたが、2015年には7兆174…

教育現場の皆さんと懇談。学力偏重ではなく、子どもたちに寄り添える教育環境の実現こそ現場の要望

28日、教育現場の皆さんと懇談。福島県の学校現場が抱える特有の課題は今も山積。子どもたちは何度もの避難の繰り返しをへて、学力低下や、自らの要求を口に出さないなど、様々な問題も明らかにになっている。一人ひとりに丁寧に対応したくても時間が取れ…

26日、阿武隈東道路開通式に出席。帰りに霊山の酪農家を訪問。

26日、阿武隈東道路10.5㎞が開通、 午前中に式典が行われました。国土交通大臣、復興大臣と2人の閣僚をはじめ国会議員がズラリと顔を揃えました。全体事業費は1600億円を超す大規模事業です。今回の開通は、全長45キロのうち10.5キロ。福島…

25日、松川資料ユネスコ世界記憶遺産に登録を推進する福島県の会が発足

松川事件の膨大な記録、資料を収集してきた福島大学内にある松川資料室の資料を、ユネスコ世界記憶遺産に登録をめざし既に全国の会が発足していましたが、25日、福島県の会も発会式を迎え、地元の運動をスタートさせることになりました。元社会党の代議士…

24日、被団連が自主避難者住宅無償提供の継続を求め県に署名提出と交渉。県の対応は変わらず。

24日午後、被団連が自主避難者への住宅提供を求める署名提出と交渉を行い参加。県の対応は依然として変わらず。中島代表からは、前橋地裁判決で国と東電の責任が明確になったのだから、住宅提供も国に責任を求めるチャンス。県は国と同じ立場に立つのかと…

2月議会県政報告が完成

今議会の県政報告がようやく出来上がりました。

自主避難者の強制追い出しをしないよう求め、党県議団が県に緊急要望。県は、電気、水道を止めることはしないと回答

3月末まであと10日足らずに迫る中、4月1日で仮設の電気も水道も止められるとの話が流れ、避難者の不安が高まっていることから、県が強制的な追い出しは行わないよう求め、県に緊急の申し入れを行いました。対応した県の避難地域復興局長は、県が電気、…

21日、県の都市計画審議会。市町村の都市計画への県の調整に伊達市のみが反対を表明

21日、県の都計審が開かれました。浜通りの相馬地方といわき市の都市マスタープラン素案が示され議論。いわき市ではエネルギー産業の推進が盛り込まれていることについて、IGCC型の石炭火発を想定したものと思われるが、再生可能エネルギー先駆けを目…

生業訴訟本日結審。公正な判決を求め福島地裁を囲む人間の鎖。判決日は今年の10月10日

生業裁判が今日結審を迎えました。県内外から参加した1000人近い人たちが人間の鎖で福島地方裁判所を包囲した行動に県議団も参加。 最終の締めくくり意見陳述が行われます。今日もさくら保育園の元園長、斉藤美智子さんが陳述の予定。昨夜の話も胸を打ち…

20日夜、生業裁判結審の前夜集会に参加。群馬訴訟原告の丹治さんも参加し決意表明。

21日に結審を迎える生業裁判。20日夜、前夜集会が開かれ参加して県政報告。私の報告の中で最も反応が大きかったのが、自民党の天災発言と、私の発言に対して風評被害を拡大するものだと批判した自民党の討論です。折しも前橋地裁が国と東電の事故責任を…

18日、郡山開成山公園での原発ゼロの県民集会に5700人

原発ゼロを目指す県民集会が、郡山開成山公園で開かれ県内外から5700人が参加しました。精神科医師の香山リカさんも来賓あいさつ。浪江町の馬場町長は、3月で避難解除となるが、復興はこれから。この間の厳しい生活を振り返り、原発再稼働はありえない…

17日、2月定例会閉会。吉田英策議員が一般会計予算に反対討論。自主避難者の住宅提供継続の請願、カジノ推進法の廃止を求める意見書は共産党だけが賛成。

吉田英策議員が一般会計予算などの議案に対して討論を行いました。県の一般会計予算は県政を映す鏡。安倍政権が進める福島県民切り捨てに同調し避難者の声を無視して避難指示解除を進め、自主避難者への住宅提供などの打ち切りなど、被災県民への支援を打ち…

総括審査会質疑、自民はイノベーション構想に資する人財育成を要求。

今日まで総括審査会の質問。自民党議員は、教育長に対して福島県の教育目標として、復興のエンジンと位置付けるイノベーションコースト構想に資する人財育成をはかるべきと求める質問。教育間中身にまで立ち入って、企業が求める人材育成を行えと迫る異常さ…

自民党が総括審査会で川内の避難者の声を紹介した私の質問を風評被害を助長すると攻撃。

自民党が今日の総括審査会の質問の中で、私が代表質問で紹介した川内村避難者の住宅支援打ち切りに対する「死にに帰るようなもの」との発言は、風評被害を助長させると攻撃してきました。支援打ち切りを合理化するために、支援継続を求める意見を攻撃するな…

神山県議が総括審査会で質問。自主避難者はじめ被災者、避難自治体への支援を求めました。他党派の質問の中では、国の改定により学童クラブの障害時受け入れに対する指導員の加算基準を5人から3人に見直すことに

今日、明日と総括審査会。共産党からは神山県議が質問を行いました。 まず自主避難者の住宅提供打ち切りについて、現時点で4月以降の住宅が確定していない世帯数は227世帯と答弁。まだ一度も会えず確認できない世帯も200世帯近く残されているなど、ア…

人口問題特別委員会、待機児童対策、県民健康管理などで県の対応を質しました。

人口問題特別委員会の審議。子育て支援では、福島市の待機児童数が一向に減少せず増え続けていることについて、施設整備への県の支援を求めましたが、国の有利な補助制度があるとして独自策には消極的です。 県民健康管理については、基本調査票の提出が27…

福島市の待機児童数が874人に。フォローアップ除染の必要戸数は渡利、大波、立子山で2913戸

福島市議会の3月議会の質問への答弁で、待機児童数が874人に上ることが明らかに。新年度に2百数十人分の整備が計画されているものの、とても間に合いません。 また、除染しても放射線利用が高くフォローアップ除染が必要な個所数が5515か所と報告さ…

土木委員会で東北中央道福島相馬間のうち、今月26日に開通する阿武隈東道路を視察

今月26日に開通予定の阿武隈東道路を現地視察。片側1車線の10.5キロ間にトンネル4か所。常磐道と違い中央分離帯は頑丈に作られており、反対車線にはみ出す心配はない構造。この開通により8分間の短縮になります。復興リーディング道路に位置付けら…

3.11原発事故から6年追悼復興祈念式典

福島市で県の大震災追悼復興記念式典が開催され出席。国の式典と結んだ中継で、安倍首相は原発事故の言葉に全く触れず。岩渕友参院議員が献花。終了後打ち合わせ。国も県も支援の打ち切りが急速に進んでおり、いかにつなぎとめるかが喫緊の課題になっていま…

県の住宅政策は県外からの呼び込み重視だけでなく、県民への住まいの支援を重点に

住宅政策は県外からの呼び込み重視ではなく、県が策定した住基本計画でも位置付けている民間住宅家賃支援を具体化するよう求めたのに対して、国会審議を踏まえて具体化したいと答えました。 また、避難指示解除により仮設住宅から退去を迫られる世帯の扱いに…

土木常任委員会審査。

8、9、10日と土木常任委員会の審査が行われます。 質疑の中では、職員定数が昨年比で-13人、他県からの派遣も5人程度の減になる見込みと報告。過酷な勤務が継続する中で職員の30日以上の長期休職者も増加しており、今年の3月時点で41人となり昨…

相馬市での県ろうあ者福祉大会に出席。相馬市議の皆さん全員が手話で自分の名前を紹介したのに痛く感心

第37回福島県ろうあ者福祉大会が相馬市で開かれ、共産党を代表して出席。立谷相馬市長が手話で歓迎のあいさつ。県の障がい福祉課長も同様に手話で。一番驚いたのは10人近く出席した相馬市の市会議員さんが全員手話で自分の名前を紹介したことです。皆で…

福島南高校と中央高校の卒業式に出席。原発事故当時小学6年生だった子どもたちが高校卒業

1日は県立高校の卒業式。福島南と夕方は福島中央高校に出席。原発事故当時小学6年生だった子どもたちが高校卒業を迎えました。時の流れの速さを感じるとともに、まるで時間が止まったかのような避難者、被災者の現状と重ね合わせるとき、安倍政権が事故も…