宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

福島県の指標2014年版、人口10万人当たりの医師数は全国平均の78.9%

福島県の各種指標を示す資料が届き、不足が深刻な介護、医療を見ると、人口10万人当たりの医師数では、全国平均が226.5人に対し、福島県は178.7人で全国平均の78.9%に留まっています。病床数は全国平均を上回っているのに対し、医師数が大…

姪の晴れやかな結婚式、東京の桜も満開でした

29日、妹の一人娘の結婚式に参列。当日はぽかぽか陽気ですっかり春の陽気に包まれ東京の桜も満開でした。いつの時も新たな旅立ちの日は美しい。二人の新たな生活に幸多からんことを。こんな時でもないと勢ぞろいしない兄弟姉妹、久しぶりに6人姉妹の内5…

特養ホーム待機者が52万人に3年前と比較して10万人も増えました

特別養護老人ホームの待機者が52万人と3年前の前回と比較して10万人も増えたことが分かりました。福島県内は、1万2千人を超えます。この間、国は有料老人ホームや、サービス付き高齢者住宅を増やしてきましたが、特養ホーム待機者は減らないどころか…

公共事業の単価が異常に高騰。半年で30パーセントの上昇。医大に併設する国際医療科学センター建設費が212億円から282億円にアップ

公共事業単価が異常な高騰を見せており、県の目玉事業である拠点施設建設にも重大な影響が出ています。福島医大に併設されるふくしま国際医療科学センター建設費は、当初本体工事費を212億円で予算化していたものが、1.33倍の282億円に70億円も…

全国の医学生が被災地視察に来ました

朝控室に来てみたら、全国各地の医学生が大勢党県議団の控室に集まっていてビックリ。被災地の視察に来てくれたとのこと、この学生さんの中から福島県の医療に携わる医者が出るかもしれないと思うと頼もしく感じました。゛午前中は控室でDVDで福島の学習…

東電が賠償紛争審査会指針に沿って避難解除地域の賠償と帰還困難区域の700万円の一括賠償の請求受け付け開始を発表。中間貯蔵施設は国が特殊会社を使って管理運営させ、30年後に県外に運び出す法整備を発表

賠償指針第四次追補が昨年末示されたことを受けて、東電が賠償方針を一気に打ち出してきました。国の指針は避難地域と住民に新たな分断を持ち込むものだとの批判が避難自治体や住民から出されていましたが、賠償受付を開始することで、既成事実化しようとす…

議会最終日、一般会計予算などに反対の討論

24日で長かった予算議会が終了。県の一般会計予算案などに反対の討論を行いました。被災県民の要望に応え復興公営住宅増設や、医療、福祉人材確保の事業の拡大など前進面がある一方で、①消費税増税を前提に納付義務のないものまで引き上げ収入に見込んだこ…

3連休、県革新懇集会、栗子トンネル貫通式、伊達市議選応援、県民医連総会

21日、福島県革新懇主催の講演会と梅原司平コンサートが開かれ参加。今野元副大学長が記念講演し、福島復興フォーラムを60回以上開催してきたその思いとともに、福島復興の基本について話されました。終わった後の懇親会で、福大と生協が共同で取り組ん…

宮川議員が総括審査会の質問で、事故原発収束作業の問題、原発作業員の問題等を質しました。

今日、明日と総括審査会の質問があり、共産党から宮川議員が質問に立ち、国も東電も本気の姿勢が見えない中で、事故が相次いでいると指摘。本格的な体制強化を求めました。再稼働優先ではなく、福島の対応を最優先すべきと重ねて強調しました。 労働者の安全…

県内全市町村が県内原発10基廃炉を決議

県議会が真っ先に決めた県内原発10基廃炉を求める意見書採択でしたが、2年半経って県内全市町村で決議、ないし意見書可決となり、文字通りオール福島が実現しました。県母親連絡会が全市町村に請願、陳情を提出し粘り強く果たせきかけてきた結果です。 今…

原発事故による汚染水処理施設アルプスが停止。処理後でも基準の10万倍もの放射能

多核種除去装置ALPSの放射能除去機能が極端に低下し、β線を出すストロンチウムなど放射能排出基準の10万倍にも上り、施設が停止していることが明らかになりました。この装置は、汚染水処理の中枢をなす施設で、現在東電が設置した3機が稼働していたも…

復興加速化、風評被害対策調査特別委員会の本格議論が始まりました。

18日に議会特別委員会が開かれ、後半議会で特別委員会名所属となり初めての本格議論が始まりました。昨日は復興加速化対策についての議論。この中で避難者支援に関し、県内の自主避難者の家賃支援について国の対応を質すと、2012年度分は返還対象には…

議長が原発立地道県議会議長会からの脱退の意向を表明し、各派代表者会議で了承

本日の県議会各派代表者会議の席上で、議長は原発立地の道県議会議長協議会から正式に脱退したいとの意思表示があり、代表者会議はこれを了承しました。前議長がこの会議の中で再稼働の議論ばかりする会議は参加できないとして途中退席をしてきましたが、今…

避難地域の富岡町長と懇談。

16日、避難地域の富岡町宮本町長と懇談。国の復興指針、賠償の第四次追補をめぐり、町民の間に新たな分断と対立が生まれているとの住民からの報告を受け、町長の意見もお聞きしたいと懇談を申込み快く応じていただきました。 事故の翌年に、富岡町は5年間…

県立高教組大会に出席

県立高教組大会が飯坂町で開かれ出席。常勤講師の社会保険加入の継続扱いについて、県議会で取り上げ改善の方向が出されたことを報告し、喜んでいただきました。全国高教組副委員長と会議前に懇談、教員定数問題で大幅増員に向けて被災地の福島から突破口を…

今日は教育庁の予算審査、先生の増員は他の会派からも出されました。

今日は教育庁の審査。まず教職員の定数と増員を求める質問で、国の標準法に準じて定数を決めると述べ、被災県独自の裁量は認められていないと答弁。福島県内2万人の教員の内1830人が常勤講師で非正規教員です。講師が多いのは、福島県が独自に30人学…

今日から常任委員会審査。商工労働部では、拠点施設建設による運営費の見込み、原発関連企業がブラック企業化している実態について県として監視体制を作るよう求めました。

商工労働部の予算審査では、緊急雇用創出事業、企業立地補助金、グループ補助金、拠点施設整備費など大型事業が入っています。それぞれの事業によってどれだけの雇用に繋がるのかが問われます。企業立地補助金には、白河の工業団地に造成した三菱ガス化学の…

昨夜、とことん共産党にライブ出演、福島の現状を訴えました

共産党がネット上で党の活動を広く知ってもらうため、小池晃副委員長が毎回ゲストを呼んで対談するとことん共産党という生放送を行っており、昨夜は党本部ではなく福島の県委員会から全国に生でネット配信されました。原発事故から3年経っても避難者が13…

大震災と原発事故からちょうど3年、県主催の追悼復興祈念式

今日で大震災、原発事故から3年、県が主催する追悼式典が開かれ参加しました。知事のメッセージが県民参加型で練り上げられたものが発信されたことは今年の変化です。 但し、人災によって引き起こされた原発事故という福島県特有の問題について、国に何を求…

補正予算採決で、地域開発事業会計に反対討論

地域開発事業は工業団地開発を行い、低廉な価格で企業に売り渡します。今回は、三菱ガス化学株式会社が、白河工業の森にオーダーメイドで工業用地を造成させたにもかかわらず、いつ工場を作るのか、何人の雇用が生まれるのか全く不明のままに、60億円もか…

:原発反対福島県民大集会に5300人、福島市会場には1500人。9日には、原発ゼロ署名と県のシンポジウムに参加。

原発事故から3年、原発をなくそうと県民大集会が県内3会場で同時開催され、5300人が参加しました。私は福島市の教育会館の会場に参加しました。600人の会場なので、座れず立ったままの参加者も多数。中央会場のユラックス熱海の会開行事の模様がス…

阿部裕美子県議が一般質問。農業被害、被災者支援、教育問題を取り上げました。

今日から一般質問。共産党からは阿部裕美子県議が質問に立ちました。大雪による農業被害で県の助成制度の拡充を求め、知事は国の対応を踏まえ新たな支援策を検討すると答えました。 被災者支援では、福祉避難所設置を来年度中に全市町村で進める方針を明らか…

大雪による農業被害で県が助成枠を拡大

このたびの大雪による農業用ハウス被害に対して、県は国の助成拡大を受け国同様に助成対象を拡大する方針を明らかにしました。農業施設被害総額は6億2千万円に上ります。これまで壊れたハウスの撤去費用、大型鉄骨ハウス、ビニールなどの資材費などは助成…

1月末の除染実績が発表されました。調査の結果完了の住宅戸数は8037戸で、前回報告よりも623戸も減少しました。

1月末の住宅除染完了戸数は92470戸になりました。先月の発表から追加された調査の結果完了の戸数は8037戸ですが、先月の発表、つまり12月末と比較すると623戸減少しています。これは何を意味するのでしょうか。県は住民合意で除染の必要なし…

神山県議が追加代表質問

今日は神山悦子県議が追加代表質問に立ちました。去年の暮れから今年にかけて立て続けに出された国の再稼働に向けた一連の方針について、県の考えを質しました。 知事は、最後まで完全賠償を求めると答弁しましたが、この間既に避難指示が解除された旧緊急時…

高校卒業式はしご 福島市内の高校は一度もプールに入れずに卒業でした

3月1日、県立高校の卒業式があり、渡利地元の南高校と母校の福島中央高校卒業式に出席しました。今年の卒業式を迎えた生徒たちは、3.11後に入学したため、放射能の不安や外での活動が制限されるなど、困難な中での高校生活を余儀なくされました。校長…