宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

2012-01-01から1年間の記事一覧

リンゴ農家はいつまで風評被害が続くのか、賠償打ちきりなんてとんでもない

年末、総選挙の御礼と来年夏の参院選挙のお願いを兼ねて、地域を訪問しています。福島市の果樹地帯大座生地区では、りんごの出荷がほぼ終わり、収穫用のかごの整理をしていた方に話を聞くと、贈答用は半分も出ない、いくら放射能を測っても信用されない、余…

県復興共同センターが一年の活動と今後の活動について一日かけて議論しました。今年最後の金曜行動に参加

役所は御用納めとなった28日、福島県復興共同センターの事務局がこの間の被災者の状況、復興支援の到達、要求課題を整理する会議を一日かけて開きました。6時間余りの議論でしたが、まだまだ話し合いきれない問題が山積しています。 福島県民が置かれた状況…

東電の福島地域支援室長にバッタリ出会い、賠償打ち切り問題で改めて要望する旨伝えました

県政つくる会の野木事務局長と、秘書課に要望書を届けた帰りに、たまたま東電の福島地域支援室長の林さんに出会いました。 相手は、顔を見るなり、大変ご迷惑をかけていますと低姿勢です。すかさず、賠償打ち切りのことで改めて要望したいと伝えました。

矢祭町の盛り土宅地被災者が県に個人住宅再建支援を要望

昨年の地震で、矢祭町が造成し分譲した宅地が大規模な被害を受け、国の復興交付金事業で復旧工事が実施されることになりました。最も被害が大きかった方が本日県庁を訪れ、工事の概要説明を受けるとともに、個人住宅被害に対しても何らかの支援策を講じてほ…

只見川豪雨災害復興基金の配分、使途が明らかになりました。個人住宅被害に1000万円限度に支援することに

只見川流域の豪雨災害について、東北電力と電源開発がそれぞれ10億円を拠出、20億円の基金が12月議会で創設されました。 昨日その配分と使い方を決める協議会が開かれ、初めて内容が明らかになりました。 関係市町村への配分金額は、只見町9億円、金…

今年最後の駅頭宣伝は吹雪の中、まるで今年1年を象徴するかのようです。一日団会議、県政つくる会会議と続きました

毎週水曜日の朝、福島駅東口で行っている街頭宣伝活動も、今日で今年最後に。 あいにくの寒さに加えて、吹雪模様。大変な寒さの中の宣伝でした。 今年は放射能との闘いに明け暮れた1年、その激動を象徴するかのような吹雪模様。 来年こそは、原発即時ゼロ、…

8月で賠償打ち切りに広がる怒りの声、福島市議会では子どもチームが出した請願が不採択になってしましました。教室のエアコン設置も不採択扱いは理解に苦しみます

東電が示した、避難指示区域外の住民に対する賠償基準に対して、対話すればするほど怒りが広がります。 昨日も近所に伺った際に賠償の話題になり、8月で打ち切られるのは納得いかないという話に。子どもも帰ってこないし、元の生活に戻れたわけでは決してな…

浪江町民が済む仮設で畳、外張り断熱工事の希望調査が始まりました

浪江町議の馬場さんと一緒に、仮設自治会の皆さんが県に要望書を提出し、議会でも取り上げてきた、仮設住宅の畳を2部屋目にも認めることや、結露を防ぐための外張り断熱工事について、早速町が住民の希望調査を始めたことが分かりました。 写真は、11月3…

議会と自治体2月号に福島の特集がのります。今日高橋衆院議員ととの対談を収録しました

来年2月号で、議会と自治体誌が福島県の特集を予定しており、今日は4選を果たした高橋衆院議員と、県労連の斎藤議長、党県議団から神山議員と私が参加しました。 総選挙を振り返りつつ、今後の福島の闘いをいかに進めるか、オール福島の闘いの中でこの間作り…

避難地域以外の精神的損害賠償の見直しを求めることについて県に申し入れました

東電が今月5日に示した、避難地域以外の精神的損害等の賠償基準について、見直しを求めることについて県の担当次長に申し入れました。 東電の基準は、会津を全く賠償対象から除外する分断と、今年の8月末で一律賠償は打ち切るというもので、被害が継続する…

議会最終日、宮川、神山議員が討論に立ち、県立会津看護学校廃止条例、昨年の決算、県総合計画などに反対の討論

12月議会最終日、採決前に宮川議員と神山議員が反対の討論を行いました。 写真下は、看護学校廃止議案に唯一反対する共産党県議団 県費の不適切な会計処理が、相次いで判明するなど、県政執行上の問題点が顕在化した議会でもありました。 共産党の討論に対…

狭い我が家の庭の除染は3日間でほぼ終了、線量は若干下がりました

17日から始まった我が家の庭の除染は、3日目の夕べ帰った時には既に汚染土壌は埋められていました。夫の話では、表土を剥いだのは、僅か2㎝程度とのこと。狭い我が家の庭の汚染度はフレコンバックに2つでした。 ポリ容器に入れた状態で埋めるのかと思っ…

県民健康管理に関して、県の不適切な対応に改善を求める申し入れ

本日の毎日新聞が全国版で福島県民への健康の影響調査に関して、子どもの乳歯検査は意味がないとする予見に基づき、専門家に意見照会のメールを送っていたとの報道がなされました。これが事実なら、低線量は健康には影響ないとの県の判断が前提になっている…

避難指示区域外の精神的損害賠償8月で打ち切りはダメと瀬戸市長も

今日のお昼、瀬戸孝則福島市長が控室を訪問、懇談の中で福島市民などへの精神的損害賠償を一律子どもと妊婦12万円、大人4万円とし、8月で打ち切りとする東電の態度はどうですかと聞くと、これではだめだと述べて、何らかの抗議を行いたいとの考えを示し…

4選を果たした高橋ちづ子衆院議員が福島駅前で原発即時ゼロ、消費増税中止、憲法改悪阻止の決意を込め出勤途中の皆さんに街頭から訴えました。

総選挙で4選を果たした高橋ちづ子衆議院議員が昨日から福島県を訪れ、県委員会で県議団とも懇談。福島県の真の復興のために、原発即時ゼロ、被災者支援の取り組みを強化したいと意気込みを語りました。 私からは、子ども被災者支援法ができたことで、県は被…

総合計画見直し特別委員会で質問。

昨年の大震災と原発事故を経て、県の総合計画の見直し案が今議会に提案され、今日質疑が行われ、共産党からは私が質疑を行いました。総合計画にも原発に依存しない県土の復興を目指す立場が明記されたことは大きな変化です。 そのうえで、 今議会で知事が人…

昨日から我が家の庭の除染が始まりました。

昨日夜帰ったら、我が家の庭の除染が始まっていました。夫の話では、庭の土を剥ぐのは1㎝程度だとのこと。 今日出てくるまでには業者が来なかったので詳しくは分かりませんが、庭一面にブルーシートが被った状態で剥いだ土の処理がまだのままで外の線量を測…

比例東北ブロック高橋ちづ子の議席確保。自民が単独過半数確保で戦争への不安が一層切実に。1区の渡部候補が挨拶

今日、投開票された総選挙で、共産党は比例の高橋議員の議席を守り抜くことができました。被災地の声を届け続けてきた文字通り東北の命綱の議席は、これからの被災地の復興、原発からの撤退を求めるうえでも大きな力となることは明らかです。皆さんのご支援…

仮設の住環境 改善要望に他党議員からも人災と認めたのだから被災者に寄り添った対応をすべきとの発言が。

仮設住宅に住む避難者から出されている、寒さ対策の畳敷き、掃出し口の設置を委員会審査で求め、国と協議し希望するところには対応する旨の答弁がありました。 この議論を聞いていた他党の議員が、知事は人災と認めたのだから、その立場で国に求める姿勢が必…

県の不適切な会計処理で、決算委員会、土木委員会が審査、隠ぺいとみなされても仕方のない対応に批判が集中

昨年度の土木部下水道事業に関わって、本来国に請求すべきものが請求されずに、県費で補てんしていた事実が明らかになりました。国の交付金の決定と請求が年度をまたぐため、請求もれが生じたものです。 決算委員会の質問 土木委員会の質問 土木の担当者は、…

阿部県議の質問に、賠償も被災者支援も被災者の立場に立っているのか疑問

今日の阿部県議の質問は、被災県民の切実な要求に基づく内容でした。しかし、県当局の答弁は、極めて曖昧模糊としており、被災者に寄り添った内容とは言えません。 県内への自主避難者の家賃補助も、一部に限定、賠償も再取得可能な基準にとの避難住民の要望…

飯野、松川の仮設住宅前で、畳を2部屋以上に、外張り断熱工事の訴えにそうだの声が<、原発よりもこわい戦争への道

昨日は、飯舘村の菊池製作所で200人の従業員が寒風吹き付ける中、外に出て聴いてくれました。 午後は、市内飯野町と松川町の仮設住宅に避難生活を送る飯舘村の皆さんに街頭から訴え。この中で、先日浪江の皆さんと共に県に要望した畳を2部屋以上に敷くこ…

今度の選挙ほど訴えやすくやりがいのある選挙はない、今勝たずしていつ勝つのか、志位委員長が気迫の訴え

今日党本部で開かれた決起集会を県議会の控室でみんなで見ました。 志位委員長は、今度の選挙ほど闘いがいのある選挙はない、かつてないほどの期待の高まりがある、政策も共産党が一貫して訴え続け提言を出してきた問題で、各党党首が態度表明を迫られている…

長谷部議員の代表質問に、知事がとうとう人災と考えざるを得ないと初めて答弁。東電が今年1月以降の精神的損害の賠償基準を発表。県民運動の成果ですが、新たな県民分断、賠償打ち切りは言語道断です。

長谷部議員の代表質問に、佐藤雄平知事が国会事故調、政府事故調の指摘を踏まえれば、事故は人災と考えざるを得ないと答弁し、初めて人災との認識を表明しました。 写真上は代表質問する長谷部県議、答弁し人災と答えた知事、下は、再質問、再々質問する長谷…

今日は志位委員長が駅前で演説、財界中心、アメリカ言いなり正せる唯一の共産党を伸ばして下さいと訴えました

本日午後、福島駅前で開かれた共産党演説会には、2000人を超す聴衆が集まりました。昨日の安部自民党党首、野田民主党党首、未来の党党首と福島入りした党首の中では、最も多い聴衆です。 原発即時ゼロ、消費税増税中止、TPP反対の政策を訴えた後、政党らし…

新国見町長さんがあいさつにきました。2万2千人を超す教育署名添えて議会に請願

佐藤力町長の後を引き継いで新町長となった大田さんが控室に挨拶に来ました。力さんの政策を引き継いでくださいと挨拶を交わしました。 ゆきとどいた教育を求める全国署名実行委員会が、2万2千人を超える署名を添えて、議会に請願しました。紹介議員になっ…

いよいよ総選挙が始まりました。被災地の願いを託せるのは、即時原発ゼロを掲げる日本共産党です。

小雨ふる中で始まった福島駅前の第一声、候補者の気迫のこもった第一声、司会をしていた私も引き込まれる訴えでした。どちらも是非国会に送りたい。 激励の挨拶をされた松本泰行さんは、元小高町の自民党幹事長。原発を推進したのは間違いだったと反省してい…

いよいよ明日から総選挙、今日まで街頭から訴え続けて解散から100回に到達

明日公示を迎える総選挙、共産党の躍進こそ日本の政治の本物の改革を進める力。提案し行動する共産党の政策提案を語り抜き、90年の歴史に裏打ちされた党の値打ちを語り抜き、今日で国会解散から100回の宣伝に到達しました。 街中の反応も温かく、共産党への…

二本松市に避難している浪江町の仮設自治会が県に要望、改善要望に応えますと

本日午後、浪江の皆さんが避難している二本松市の岳下と、郭内仮設自治会が馬場績浪江町議とともに県に要望書を提出し、仮設住宅の改善を要望しました。 対応した県の担当は、町と連携して対応する考えを示しました。 要望事項は、結露が激しく畳や壁にカビ…

JA新ふくしま申し入れに、TPP反対の共産党ポスター組合長室にはります、落ちないようにしっかり張ってくれと職員に指示

昨日の朝、斎藤朝興市議とともにJA新福島の吾妻組合長と菅野専務に共産党の選挙での協力協同の申し入れに行きました。 対応した吾妻組合長は、「TPP反対で共産党が一貫していることは良くわかっています。ポスターは、組合長室に張り出します」と快く応…