宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

3日、宮川議員が討論。県民の切実な要求の意見書は可決せよ

 3日の最終日、宮川議員が意見書案に賛成の討論を行いました。高い学費の軽減を求める意見書は、日本の高等教育が余りに高く、世界の流れに逆行していること。民主党政権時に国際人権規約の高等教育費の段階的無償化の留保を撤回したのに、復帰した自民党が益々引きは上げたことを指摘。世界の流れに沿い無償化をと求めました。

 消費税減税、インボイス廃止についても、国が応じない背景には軍事費増額の財源づくりがあると指摘。戦争準備を止め、国民生活に回すべきと求めました。

マイナ保険証について、国民の信頼が得られておらず現場は廃止を求めていると指摘、現行保険証の存続を求めました。

 

2日、総括質問。コメの緊急対策で知事に質問。

 2日、今議会共産党唯一の質問に立ちました。僅か10分の時間でしたが、項目を質問。知事にはコメ不足の事態に備蓄米の緊急放出等を国に求めるべきと質しました。知事は、国において総合的に判断すべきものと、まるで国任せの他人事でが15年が半減している実態を示し、安定した生産を保障するため、価格保証、所得補償で農家を支援すべきと求めました。

 今議会に提案された2050年カーボンニュートラル条例案について、気候危機打開の決め手となる石炭火力発電廃止を条例に盛り込むこと、2030年までの取り組みの重要性を理念として明確にすべきと提案しました。

再エネ先駆けの地を言うなら、地域主導、住民参加型こそ進めるべきと指摘、大規模発電設備を規制する県条例の制定を求めました。

 コロナ感染症対策では、ワクチン定期接種の個別周知、任意接種の1万5千円もの費用負担を軽減するべきとし、せめて基礎疾患を持つ人には県が軽減策を講じるべきと求めました。県は、一部の自治体では軽減する所もあると述べましたが、県として実施する意向はありません。

 

30日、農水委員会が葛尾村のエビ養殖企業を現地調査

 30日、葛尾村バナメイエビの養殖に取り組む企業を視察しました。県外から葛尾村にきて起業した事業者。バナメイエビは養殖で他とあまり競合しないため選択したと言います。二度にわたり全滅する事態が起き、ダメかなと思いつつも頑張り見通しが立ってきたとのことです。若い人たちが新しい事業に立ち向かっていることは村にとっても希望だと篠木村長も話していました。