宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

20日、2月定例議会が閉会。神山県議が一般会計予算案反対等の討論

 20日、2月定例県議会が閉会。神山県議が議案への討論を行いました。新年度一般会計予算案について、安倍政権の憲法とくらし破壊、消費税増税原発推進政治に追随し、避難者切り捨て、被災者置き去りのイノベ推進政策を批判、復興ビジョンに掲げた再エネ先駆け、健康長寿、日本一子育てしやすい県づくりを本気で取り組むべきと求めました。

 自民党と県民連合が賛成討論。県が掲げる復興事業を何の批判もなく評価し持ち上げましたが、最も困難な状況にある避難者が切り捨てられることには一切触れないのも共通した討論です。

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19日、自民党議員からも高校の統廃合を懸念する質問。50キロも離れた高校に通学せよと言うのかと。

 総括審査会の質問で、自民党の南会津只見出身の星議員は高校の統廃合問題を取り上げて、南会津高校が無くなり田島高校に統合されると50キロも離れた地域からの通学を余儀なくされる。冬期間の積雪時は登校ができなくなってしまうと危機感をもって教育長に質問していました。教育長は決定事項なので丁寧に説明すると答え、変更の余地が全くないかの答弁。県民の理解は得られないでしょう。

総括審査会質疑で吉田英策県議が質問。第二の廃炉、賠償指針の見直し、高校統廃合などの教育問題、河川の浚渫等を質問。

18、19日と総括審査会の質疑。共産党からは吉田英策県議が質問。福島第二原発廃炉の国の方針確認すべき、賠償は切り捨てではなく指針の見直しこそ求めるべき、高校の統廃合は地域文化の拠点を無くすことであり地域の疲弊を招きかねず、地域の声を聴き見直すべきと求めました。企業の宣伝紙であるリビングに掲載された県教委のてとて2号を全県の小中学校に配布させた問題では、教育長は適切でなかったとの認識はなくこれからも同じこと帆やりかねない答弁には驚きです。教育の公平性はどこにいったのか。

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