宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

大波地区の自治振興協議会農振連が浜田復興副大臣に農地除染を要望

 本日福島市大波地区の自治振興協議会、町内会連合会、農振会役員の皆さんが、農地の除染を求める要望書を浜田復興副大臣に手渡しました。

P1020807
中央の浜田復興副大臣に要望書を手渡す右から佐藤俊道自治振会長と甚野県議 

 大波は住宅除染は済んでおり、庭の線量は0.4μシーベルト程度に下がったが、農地は除染が終わらないために、高い線量下での農作業を強いられている。この現状を改善してほしいという要望です。WBC検査を受けた方が、外で作業している夫が、630ベクレルで、妻は0だった。農作業の影響は明らかだとして、農地の早期除染を求めました。  

 国も県もコメには実証試験では出ていないからと、問題ないとの認識です。地域の水田は、12センチ位から下は石だらけで半転耕のしようがないと言います。国は、石を砕く機械もあるのでその実証もやってみてはどうかと応じましたが、それが実用的かどうかは疑問です。

 そもそも国は、作業現場の空間線量が、2,5マイクロシーベルトを超えなければ、問題ないとしており、県は県内にはそのような地区はないとしていることも問題です。