宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

被災者支援にならない災害救助法は見直しする政権に。

 災害の被災者を救援するための災害救助法が被害の実態に合わない事例が相次いでいます。住まいの再建に利用する応急修理の支援対象が余にも限定的です。私の自宅付近で床上浸水したお宅に応急修理の制度を紹介し申請を勧めたところ、畳の取り換えだけでは対象にならず床板まで替えないとだめだと言われ却下されたとのこと。お風呂の給湯設備は対象になったので助かりましたとお礼を言われたのですが、何とも納得できません。そういうお宅は他にもあります。この問題は国にも問い合わせてもらったのですが、内閣府の見解だとのこと。こんな不合理がいつまでも放置される政権とは一体誰のための政権なのかと言いたくなります。国民が困難に直面した時こそ政治が役割発揮するためにも、安倍政権を打倒して国民連合政府の実現は待ったなしの課題です。

激しい選挙戦勝ち抜き、3選を果たすことができました。

 11月10日投票の県議選挙で激戦を勝ち抜いて3選目を勝ち取ることができました。ご支援いただいた皆様に感謝申し上げます。今回の県議選挙福島市選挙区は、定数8に自民党が5人を擁立し、新人2人がいずれも自民党という攻勢的な構えで臨んできた選挙のため、誰が落ちてもおかしくないと言われる激戦となりました。自民党候補2人が落選となり、安倍政権与党の議席増は許さない結果を作ることができたことは大きな成果です。小池晃書記局長はじめ紙智子、大門美紀史、岩渕友参院議員、藤野康史衆院議員など多くの国会議員が応援に駆けつけ全国の力も借りての当選でした。応援いただいたみなさんにも感謝です。

 論戦的には台風災害が発生したもとで、災害に強い県土づくり、命とくらしを守る県政に戸の訴えが共感を持って受け止められました。後半では知事が台風災害に県独自の支援策は行わない意向が明らかとなり、県民に冷たい県政の実態を変える共産党県議団の役割を太く押し出して闘いました。来れられ訴えは県民の気持ちに噛み合ったものだったと感じています。公約の実現のため、引き続き頑張ります。ご支援とご指導をよろしくお願いいたします。

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長野県は半壊住宅に50万円の独自支援を決定。

 福島県同様住宅被害が大きかった長野県は、国の被災者生活再建支援法の対象とならない半壊の住宅について、県が独自に50万円の支援を行うことを決定したことが伝えられました。福島県は独自支援の考えはまだありません。住まいの再建には莫大のお金がかかります。修繕費用は床上の高さで大きな違いがあるわけではなく、むしろ建物や壁の材質によって被害の程度が変わってしまいます。機械的な災害判定ではなく、被害の実態に見合った判定が求められます。同時に半壊となっても支援の対象となれば再建の見通しが立てやすくなることから、国の制度の見直しとともに、県独自の支援が求められます。