宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

17日、神山県議が総括審査会質問。コロナ対策、災害対策、復興の在り方等で県の施策を質す。

 総括審査会で神山県議が質問。コロナ対策に関わり県の学力テストの中止を求めたのに対して、教育長は全国学力調査の時期を再検討としたため、県の学力テストも時期を検討したいと述べ、4月の予定した日には実施しないことを明らかにしました。

 復興の名目でこの間県が整備してきた大型施設の維持管理費が県財政を圧迫しかねないと指摘。環境創造センターが10億、医療機器開発支援センターが5億、医大のTRセンターが23億、医大の先端臨床研究センターが8億円、伝承館4.3億、これだけでも合わせると50億円に上ります。復興は県民の医療、介護等の充実に優先的に取り組むべきだと指摘しました。

  一方、3月末で仮設住宅が終了する避難者の中で、まだ住まいの再建先を決められない世帯は131あると答弁。2200世帯が未定だった昨年から2100世帯は泣く泣く出ていく先を決めたけれど、尚5%は決められない状況です。何があっても追い出す今の県の姿勢は大問題。

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16日、災害に強いまちづくり調査特別委員会

 昨年の台風災害を踏まえ、被害対策と災害に強い県土づくりのために特別委員会が立ち上がり、1回目の委員会が開かれました。当局からは詳細な説明資料の提出がなかったため、提出を求めました。農地被害についても、今になって被害があるがどうしたらいいかとの問い合わせがあることを紹介し、取りこぼしのない支援を求めました。

 また、水害が発生した地域の住民説明会は、事業計画が未策定であってもなぜ被害が起きたのか、住民の要望を良く聴いて計画策定に生かす必要があると指摘しました。

14日、志位委員長が改定綱領について5時間にわたり講演。

 14日、志位委員長が1月に開いた党大会で綱領改定を行った意義について5時間にわたり講演。中国問題の見方を入り口に世界の見方をどうかえたのか、中国に対する認識の発展の歴史的な経過もかなり突っ込んだ報告がありました。世界の構造変化が平和と民主主義に巨大な進歩をもたらしていることもリアルに報告。

 世界の流れに即した日本共産党の方針と活動は、マルクスエンゲルスが示していた社会発展の道筋、方向と合致していることが、彼らの文献紹介で一層明らかとなり、確信が深まりました。

 党の事務所で午前中から夕方5時近くまでの講演は、長いようであっという間の感じでした。カレーを食べながらの楽しい学習のひと時。地区委員会は今週毎日DVDで学習できるように設定しています。ぜひご参加下さい。