宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

渡利署名推進委員会主催の原発学習会で斉藤紀医師が講演。1日には福島医大の国際医療科学センター起工式とビジョン2014宣言

 31日午後、原発ゼロ署名を推進するため、渡利地域の学習会が開かれました。。

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斉藤紀わたり病院医師が講演。大飯原発再稼働差し止めを命じた福井地裁の判決に沿い福島原発事故を検証しました。特に地震列島日本で地震の影響をどのように見るかは重要で、津波襲来以前に電源喪失が起きていたとする国会事故調報告を振り返ることが大事と指摘。

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 一旦事故が起きれば、その被害は拡大し続けるとの判決内容も、福島の被害に照らせば明瞭だとして、汚染水、避難者の増え続ける関連死を例に説明。

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 同時に福島の被ばくの実態をどのように捉えたらいいのか、この間の健康管理調査結果をもとに解明、チェルノブイリ事故と比較しながら、長期にわたって管理し続けることが重要と強調しました。

 国が原発再稼働を前提に福島の対策をなおざりにするもとで、被災地福島での運動の重要性も強調。広島、長崎被ばく者が、国によって線引きされ続けた中で被ばく者同士が反目しあう時期も長期間あったが、原爆をなくすという一致点での闘いを大事に運動し続けてきたと述べて、福島で原発ゼロの願いを共有し合い一致点での粘り強運動を広げることが大拙だと強調されたことは、私たちの闘いを励ますものでした。

 1日には、福島医大に併設される国際医療科学センターの起工式と、福島県民の命と健康を守る砦としての医大の役割ビジョン2014宣言k式典行われました。

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