宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

26日、生業裁判公判。福島地裁が避難地域の現地検証を初めて実施することになりました。

 26日は生業裁判の公判があり、6人の原告尋問が行われました。この日福島地裁は3月に避難地域の現地検証を行う方針を明らかにしました。全国で闘われている原発裁判で、裁判所が現地の検証を行うのは全国でも初めてのことです。原告と弁護団の粘り強い要求が裁判所を動かしたもの。

 公判が終わって報告を聞きました。尋問に立った原告が4人報告集会に参加、郡山の特別支援学校の教諭は、自分では何の訴えられない子供たちのために尋問に立つ決意をしたと述べ、避難地域にかかわらず精神的被害は続いていると告発。南相馬の農業の澤田さんは、原発事故で営農意欲を失ってしまった自分の気持ちを正直に述べたが、話す機会をもらい、気持ちがスッキリした、また元気に頑張りたいと話しました。

次回の公判が現地検証になります。大熊、富岡、浪江を見る予定。中通りについても検証を検討したいと述べたそうです。是非実現してほしいものです。

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