宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

11日、人口問題特別委員会

 人口問題特別委員会の審査では、医療、福祉の人材確保対策、定住移住促進等の対策について議論。医療人材で特に不足が深刻なのはどの職種かの問いには、医師の絶対数が足りず、産科、小児科、麻酔科が深刻だと答えました。

 高校卒業者の県内就職率は82%と過去最高になったとの説明について、雇用形態を聴くと全員正規雇用との答弁。派遣会社への就職でも形としては正規雇用となるのではないかと質すと、そうだとのこと。ならば実際に働く現場で正規雇用となっているかどうかまで調査すべきではないかと指摘しました。

 保育士の確保について、今年度も新たな保育所整備が行われているが保育士の確保が間に合うのかの質問に、来年度の卒業生がいるのでと答弁したことを受け、卒業生のうち県内の保育所に就職するのは3割台に留まるこれまでの状況では間に合わないと指摘。抜本的な賃金アップが必要だと求めましたが、それは全国的な課題だとして対応する姿勢はありません。