宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

コロナ問題で飯坂町観光協会と懇談。飯坂温泉だけで2.6万件のキャンセル

 コロナ感染症問題で、福島市議団とともに飯坂観光協会と懇談。影響は想像をはるかに超えるもので、飯坂温泉だけでも今月24日までで宿泊のキャンセルが1.9万件、理由が不明も含めたキャンセルは2.6万件に上ると言います。休業にしている旅館も少なくないとのこと。旅館協同組合理事長にも話を聞くことができました。うちも休業にしたとのことで、無料の温泉入浴サービスの看板がかかっていました。去年の台風災害で飯坂では約3千件のキャンセルががあった、そこにコロナの問題で大打撃を受けた上に、オリンピック、パラリンピックが延期となり、もうどうにもならない厳しい状況に追い込まれています。団体客を受け入れていた旅館ほど影響が大きく、一つの旅館で数千件のキャンセルが出ているところもあるとのこと。春休みに入り海外に行けなくなったい人たちのお客が来てくれているのはうれしいと。融資はいつまで続くかわからない状況では返還できるのかの不安がある。税や保険料等の減免、休業補償などできることは何でもやって欲しいと話しています。

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23日、みんなで新しい県政をつくる会が、コロナウィルス感染症対策で県に申し入れ

 みんなで新しい県政つくる会は23日、新型コロナウィルス感染症対策で県に申し入れを行いました。検査、医療体制では、県のPCR検査で衛生研究所の検査可能人数が1日24人に拡大、民間の受け入れも含めると49人になり、福島市の保健所でも23日から検査を実施することが分かりました。感染者を受け入れる県内医療機関のベッド数は49床を確保、更に拡大する方向で協議中です。帰還者接触者外来は25医療機関で対応しています。

 学童クラブの受け入れ状況について、県は局長を先頭に県内の30市町村、122クラブを巡回調査をおこなったことを明らかにし、平常時よりは受け入れ児童数が少なく混雑した様子はないことを確認できたと述べました。

 国保の保険証がなく資格証明書を発行されている世帯に対して、直ちに保険証を発行するよう市町村に徹底するよう求めました。

 事業者の休業補償については、今後国で何らかの対策が出てくるものとして、県独自の支援策はありません。

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