宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

福島市の除染促進にに関する提案もって国の環境再生事務所、県の除染対策課と懇談

 本日午前、環境省の環境再生事務所、福島県除染対策課に福島市除染を促進させるための提案を持って懇談に伺いました。

国の環境再生事務所は、草川県北支所長さんが対応していただきました。

 私たちの提案は、6つの柱建てで、○仮置き場を小規模で住民合意が得られやすいものにするとともに、国が最終処分場を責任もって決めること○除染の発注方法を、随意契約も認め地元業者が係れるようにする○効果的な除染方法確立に英知の結集を図る○個人的に業者に委託して行ったものも全額負担すること○市町村への職員の支援と増員を認めること○原発ゼロを国として明確にすることです。

 国も県も提案されたことは重要な内容として受け止め検討したいとしています。仮置き場は、国のガイドラインに沿うものであれば限定はしないこと、個人で業者に依頼した場合や、自力で実施したものについても負担するのは当然との考え方はあるものの、どういうスキームがいいのか市町村に負担がかからないようなやり方を検討する必要があるとの認識はあるものの、その基準をいつまでに示すのかはとうとう明らかになりませんでした。

 また、事業契約の結び方も、競争性、透明性が確保されることが重要として、基本的には競争入札が望ましいとの考え方に立っています。しかし、地元の業者を優先的に使うための方法はもっと検討する必要があることは一致しました。

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写真上は、環境再生事務所の草川県北支所長に提案を渡す、下は、市議団とともに懇談