宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

和歌山県議団が来庁、渡利の除染の現状

 4日、共産党和歌山県議団4人が揃って福島県に視察に来ました。昨日、南相馬市を現地視察し、津波被害の悲惨な実態を見たうえで、今日は、県当局から聞き取りし、その後私たち福島県議団と懇談。

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渡利地区の写真を見てもらいました

 和歌山県は、定数2ないし3の選挙区で議席を勝ち取っているすごい県。支援募金も届けていただきました。

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 朝のうちに、渡利地区の除染の実態を絵で見てもらいたくて、写真を撮りました。

 個人住宅の地上仮置きの写真は衝撃的ですが、そこで折り合いをつけて除染に応じざるを得ない高い線量も、具体的な数値で紹介しました。

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民家の庭に仮置きされている汚染土壌

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この民家から10メートル離れた水田の線量、地上1メートルの線量は、2,75μでした。

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除染が再開された今日の作業の様子

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 今年の春に除染が済んだ真鍋さん宅で、久しぶりに線量測って見ると1,28μシーベルトあり、ほとんど変わっていません。福島市は、裏山の本格除染をこれから実施する予定です。高い線量ですが、除染前の約半分に下がっており、仮置き場が決まらなくても、除染は進めざるを得ないのが福島市の現状なのです。