宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

岩渕友議員が、福島の追加除染で福島市や市民の声をもとに国会質問。

 岩渕友参院議員は10日、福島市のフォローアップ除染(追加除染)問題で国会質問。4月に共産党渡利後援会とともに福島市に早期実施を求める要望書を提出し懇談する中で、空間線量率ではなく実際の被曝線量を測った上でないと認めないとする国の姿勢に問題があることが明瞭となったため、私から岩渕議員に是非取り上げてほしいと要請していたところ、早速質問してくれたものです。政府の答弁は変わらずじまいでしたが、地元住民の不安や要求がすぐ取り上げられる国会議員を誕生させることができたことはこれからも大きな力になります。国は除染にお金を出し渋るのではなく、事故を起こした加害責任を果たすべきであり、これまで通り空間線量で0.23μシーベルトを超えていれば追加除染を認めるべです。 

 福島市が2月から3月にかけて行った市内の地上1メートルの500メッシュによる放射線量測定マップでは、0.23μシーベルトを超えているのは、大波0.40、立子山0.30、渡利0.29、飯野0.28、東部0.26飯坂と松川0.24、信陵0.23μシーベルトです。市内平均で0.21μシーベルトとなっており、ホットスポットが相当あることが推定されます。県内でも比較的放射線量が高い福島市が、市民の不安に応えて徹底除染を行おうとするのは当然であり、国がこれを妨害するがごとき態度は逆さまではないでしょうか。