宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

東電は、県民世論に押されようやく福島第二原発廃炉を月内にも正式決定を表明。

 参院選投票日の前日20日の地元紙は、東電が今月中に福島第二原発廃炉を正式決定する方針と報じました。何で投票日の前日なのかとの疑問はあるものの、廃炉の方向で検討を表明したのが昨年6月、1年以上も態度を曖昧にしてきた東電を追い詰めてきた県民世論と、県内はもとより国内全原発廃炉を求め続けてきた運動の成果です。原発立地県では初めて、原発ゼロが実現することになります。東電は、第二の廃炉費用を2800億円と見込み、2018年度までに2100億円準備していると言います。

 事故原発ではないと言うものの、これからの廃炉作業には安全性や作業員の確保など多くの課題や困難が待ち受けています。福島第一の事故原発廃炉作業と並行して第二の廃炉作業を行う事となるため、東電任せではなく文字通り国家プロジェクトとして国が責任を持って取り組む態勢が不可欠です。同時に、確実に廃炉を進めるためにも東電の柏崎刈羽原発の再稼働を断念させなければなりません。参院選新潟県選挙区では野党統一候補が勝利しました。再稼働を許さない新潟県民世論は健在です。

参院選のご支援ありがとうございました。共産党は選挙区3、比例4で7議席確保。野党統一で10議席。福島選挙区の水野さんは残念ながら届かず。

 21日投開票の参院選挙で、日本共産党は7議席を確保。選挙区では埼玉、京都、東京で3人が当選しましたが、大阪の辰巳さんは議席を失いました。

 比例は改選5議席には届かず4議席に。紙智子さんは4選を勝ち取りました。選挙戦全体を通じて政治論戦では他党を圧倒、減らない年金など共産党の提案が選挙戦全体の争点になりました。今度の選挙で訴えたことは、消費税増税中止、減らない年金、憲法守れ、原発なくせと、どの問題も国民の切実な要求ばかり。これらの政策実現に引き続き全力を尽くします。共産党にご支援いただいたみなさんに心から感謝申し上げます。

 選挙区の水野さんは、新人でしかも短期間の闘いになった下でよく踏ん張りました。野党と市民連合で結んだ政策に基づき、特に原発ゼロをしっかり掲げて闘いぬいた姿勢は、多くの有権者に受け止められ、ここまで現職を追い上げる力になったと思います。

 今度はいよいよ県議選です。現故5議席を必ず守り抜き、さらに議席増をめざします。福島市議選、参院選挙と一貫して訴えてきた暮らしを応援する政治、避難者、被災県民切り捨てを許さず、原発ゼロを発信する、憲法が生きる政治をめざし、福島県民の当たり前の願いが通る県政をつくるため、私も3選をめざして頑張ります。定数8の福島市選挙区は既に10人の立候補が予定され、激しい議席争いが始まっています。引き続きの応援よろしくお願いいたします。

18日は水野さちこ選挙区候補が福島市で個人演説会。高橋千鶴子衆院議員が党を代表してあいさつ。19日は高橋議員とともに市内を遊説。

 18日、水野候補の戸軸演説会が福島市で開かれ、国民民主の代表など党幹部、国会議員等が水野候補必勝に全力を尽くす決意表明。共産党からは、高橋ちづ子衆院議員が挨拶しました。

19日は一日高橋千鶴衆院議員とともに福島市内で街頭演説。

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