宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

16日、菅新内閣がスタート。安倍政権の継承が看板では何も変わらない 市民と野党の共闘こそ希望です。

 安倍政権の後継に菅新総理、菅政権が16日の臨時国会で誕生しました。日本共産党は、首班指名野党共闘の立場から枝野立憲民主党代表に投票。菅政権を倒して、国民と野党の共闘で新しい国民連合政権の実現に向け第一歩を踏み出した意義は重要です。解散、総選挙が年内行われるのかどうかは分かりませんが、安倍政権の継承では政治は何も変わりません。自民公明政権を倒して新しい国民連合政権をつくることこそ政治転換の希望。いつ選挙になっても戦える準備と覚悟を固め合いたいと思います。

17日、コロナ感染者で県内初の死者が コロナ感染者総数は218人に

 17日の県コロナ対策本部会議で、県内初のコロナ感染で2人の死者が出たことを明らかにしました。詳細は個人情報として明らかにされません。本日までのコロナ感染者総数は218人となりました。会津医療センターでは医療機関初のクラスターが発生、32日間連続感染者が確認されるなど、コロナ感染の本県の実態は極めて深刻です。防疫の観点で検査を拡大し、陽性者を早期に確認し、入院、保護することこそ県が取り組むべき課題です。

 同時に、2人の死亡については遺族の意思とは言えどこで亡くなったのか、どのような状況で死亡に至ったのか、明らかにされることが今後の教訓にするためにも必要なことではないでしょうか。県内の重症者は3人から2人死亡により1人と報告されています。県民の命を守るためあらゆる対策が求められます。

医大付属の会津医療センターで院内感染によりクラスター、11人が感染

 医大付属の会津医療センターで院内感染によりクラスターが発生し11人の感染が確認されました。知事も重く受け止めていると発言、外来診療は停止しています。会津の医療の停滞を招かないためにも、早期に全職員の検査の実施と外来患者さんも含めた大規模なPCR検査の実施の決断が求められます。