宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

22日、コロナ感染急拡大を踏まえ県政つくる会が県に申し入れ。

 県内のコロナ感染者数が21日発表で新規感染者1232人と過去最高を記録、急拡大していることから、県政つくる会は22日、コロナ感染急拡大を踏まえた対策の申し入れを行いました。郡司保健福祉部総務課長が対応しました。申し入れた事項は①検査の拡大で、濃厚接触者の範囲を広げること、介護施設児童福祉施設等での定期的なPCR検査の実施、検査キットの確保②ワクチン接種の促進で、医療従事者及び高齢者施設職員へのワクチン接種を最優先で行うこと、③夏休みの学童クラブでの蜜を防ぐ特別対策④家庭内感染拡大防止⑤県民向けの行動制限の提示等です。

 県労連の斎藤議長は、行政側の保健衛生行政の姿勢が県民に見えるようにしつつ、県民に行動要請するべきと指摘。医療機関からは医療従事者のワクチン接種を急ぐとともに、3回目のワクチン接種後の副反応が報告されて接種にブレーキがかかっているが、適切な情報発信でワクチン接種を促進すべき、医療機関は発熱外来の患者さんが増えてワクチン接種に手が回らない現状があるなど、現場の切羽詰まった事情の訴えもありました。県は急拡大に対し警報を出したが、他県や専門家からは行動制限を検討するべきとの話が出ており、本県も検討をと求めました。

 

 

 

コロナ感染者が21日県発表で1232人、全国では18万人と過去最高に。

 コロナ感染者数が21日には県内で1232人、全国では18万人となり過去最高を更新しました。県内ではそれまでの最高だった600人の2倍超となり、予想をはるかに超える感染の広がりです。いくつかの医療機関でもクラスターが発生、クラスター発生も各分野に広がり、どこで感染が起きてもおかしくない状況です。国も県も行動制限はしない方針ですが、それでは感染拡大に歯止めがかかりません。

20、21日県議会広報委員会が近県の広報事業を視察。若者への広報公聴は出向いての事業に取り組みに

 20、21日と県議会の広報委員会が栃木、群馬、茨城の3県議会の広報活動について視察。今後、本県議会が本庁舎の3階を全面的に県議会で使用することになるため、広報や展示の在り方を検討するために視察項目にしたもの。3県議会共に共通して取り組んでいたのが、若者対策とりわけ新有権者となる高校3年生全員に議会広報誌を郵送しています。また、議員が学校や大学に出向いてざっくばらんな懇談会を行っていました。これまでのいらっしゃい的なやり方ではなく、議会側が出向いて行く姿勢は相手にとっても受け入れやすく意見も言いやすいのではと思いました。形式にこだわるのではなく、忌憚ない意見を真摯に受け止める議会側の改革こそが求められていると感じます。他県の進んだ取り組みに学ぶ謙虚な姿勢が本県議会にも求められます。