宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

92歳の読者から絵をいたたきました。

 昨日私が赤旗集金している92歳の方から絵をいたたきました。最近絵を描く姿を見かけなかったので、どうしたかなと思っていたら昨日は同居している息子さんがショートステイで不在のため、一人で絵を描いて楽しんでおられるところでした。

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 92歳にして衰えない創作意欲、おいしそうなりんごとバナナは見事です。本人もデイサービスに通っていますが、その施設では鉛筆は相手を傷つける危険があると、鉛筆もスケッチブックも取りあげられてしまうのでつまらないと話していました。

 障害を持って生まれた子どもの教育施設を福島市に作ってほしいと、保護者会を立ち上げて、福島市国会議員を動かしとうとう福島市養護学校を作らせた実績を持つ方です。この子よりは早く死ねない、そう思いながらも障害を持つわが子をいかに自立させるか努力し、自宅のお掃除はこの息子さんの仕事になっていました。我が子の可能性を信頼して失敗してもやらせてみる、その積み重ねが回りも驚くほどの事が出来る障害者に成長していました。

 今は、息子さんの方が病弱で心配ですが、親子で介護施設を利用しながら、元気に在宅生活を送っています。