宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

福島市内のコメの全袋検査を視察

 福島市は、5台の器械を設置してコメの全袋検査を行っており、今日は福島西工業団地内にある倉庫を借りて実施している様子を見に行きました。

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 福島市の職員が常駐、丁度県の職員も回ってきたところに出会いました。

 ここには2台の検査機かいが設置され、1台につき7人の作業員が配置されていました。県は一応1台6人程度で見ているとのことなので、人数が増えた分は、市の持ち出しになるとのこと。

 1台の検査スピードは、1袋10秒、1日で1200から1300袋です。検出限界値は25ベクレル。この間に100ベクレルを超えた袋もあり、50ベクレルを超えたものは、県のゲルマニウム検出器で再検査を行っています。

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 福島市内だけで、36万袋の検査をしなければならず、今のペースでいくと、2か月はかかる計算になります。

 国のモニタリング調査が終わらないと出荷できない問題で、国はモニタリングの検体数を減らして検査を急ぐことになったので、間もなく出荷できるようになるでしょうとのこと。

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