宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

17日早朝の集中豪雨で福島市内でも祓川の溢水で森合地区で床上浸水被害発生。

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 今朝がた5時ごろの集中豪雨で祓川が溢れ、森合地区の住宅で床上浸水等の被害が発生。福島市議団とともに現地調査に入りました。この地区は8月2日の豪雨でも被害が出た地域ですが、今回ほどではなかったと言います。祓川の川幅がかなり広くなっている個所で溢れたために大量の水が住宅地に侵入、床上浸水は一〇戸に上ったとのこと。要介護状態のおばあちゃんや一人暮らしのおじいさんなど被災者は高齢者が多く、とりあえず市の社会福祉協議会にある福祉避難所に行くように話して行ってもらいました。ところが福島市は今晩宿泊させるかどうかを検討するとの話にはびっくり。床上まで水につかり住める状態でない人に帰れと言うのかと驚きと怒りで一杯です。

 浸水被害はとにかくひどい。印刷会社の倉庫にあった収めるばかりの印刷物はダメになり、紙等の資材も使えなくなっていました。地下の駐車場にもたっぷりの水が入り込み、車が浮く状態で10台ほどが被災するなど、家屋被害だけにとどまらない被害です。視察後に清水支所に立ち寄り状況報告し、本庁では危機管理室長に申し入れを行いました。

祓川は県文化センター前を流れ松川にそそぐ川で、福島市が管理する準用河川です。吉田市長時代にこの河川を暗渠方式にし、一部暗渠の上をせせらぎで流す100億円を超す莫大な工事費をかけて大平寺岡部線の改良と一体に整備した川ですが、FTVの近くまでしか整備されず、上流はそのまま放置されてきました。今回の水害を機に抜本的な河川改修の実施を求めました。