宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

15日、集中豪雨被害のいわき市内郷地区を県議団が視察。あちこちにゴミの山が

 

 15日、共産党県議団は集中豪雨被害に見舞われたいわき市に調査に入りました。いわき市役所で市から被害の状況説明を受けました。床上浸水だけで1258棟、床下浸水がう443棟に上ったこと、市は、ボランティア等による復旧支援、災害ごみ収集、罹災証明発行に全力をあげており、移動市役所を設置して対応に当たっているとのことです。

 被災現場となった内郷2中では、体育館が床上浸水し床が一部持ち上がって危険な個所があり、床の張替えが必要と感じました。校庭にもヘドロがたまりこのままでは使用できない状態です。

 内郷内町地区、立町の被災住宅を視察。80歳代の一人暮らしの女性のお宅では、平屋で二階に垂直避難ができないため、床上1メートル近くまで浸水、逃げようがないため台所の椅子の上で一晩凌いだと話していました。道路沿いにゴミ出しをしていた方は、畳は重くてとても運び出せない、畳を出さないと床をあげて乾かすこともできず困っている。ボランティアの支援を申し込んだが、まだ来てもらえないとのことです。 市が指定した災害ごみ集積所に関わらず、道路わきの空き地にはあちこちに災害ごみが積まれていました。課題は山積しており、何よりも人手が欲しいというのが被災地の現状です。