宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

24日、共産党の避難者支援担当者会議に参加し県政報告。各地の要望も沢山聴きました。

 24日午前、党の避難者支援担当者会議が開かれ久しぶりに参加して県政報告を行いました。郡山に避難する川内村の避難者を支援する大橋さんからは、川内の人たちはせめて富岡に医療センターができるまで仮設に住まわせてほしいというのが一致した要望だと報告。

 南相馬市小高区の渡部さんは、中小事業者が個人でも申し込める事業再開の支援事業はありがたいし人気があるが、対象事業費が狭く使いにくいと言う声や、JAの農林業損害賠償について、3倍の一括賠償で終わりになると説明されているとの報告も。

避難地域の農地管理のための草刈り等の事業がアト1から2年で打ち切られるが、農業が再開できない人の大事な収入元になっており、継続してほしいとの要望も。

 小高の避難者が戻らない理由は何ですかの問いには、小高区内だけで50か所以上の仮置き場があり、あちこち仮置き場だらけの状態、それを見るのが辛いこと、原発から20キロ圏内と近く不安が大きいこと、小高病院の入院機能が復旧しないことがあると指摘。新たにできる小学校は、校庭が芝で素晴らしい施設だが、1年生は2~3人、全体でも50~60人程度になるだろうとし、子どもたちを連れては戻りたくない思いが強いと言います。

こうした避難者一人ひとりの声に丁寧に対応することが求められています。