宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

只見川流域の水害調査、金山、只見両町長とも懇談

 19日、只見川流域で発生した水害の調査に行ってきました。水害は去年の7月に発生したものですが、被災した住民は水力発電ダムの管理に問題があった人災だと怒りの声が上がっており、住民組織も作られて運動が始まっていると、今年3月の只見町議会議員選挙応援に伺った際にお聞きし、改めて調査に来ますと約束していたものです。

 金山の町長さんとの懇談では、今回の水害は明らかなダムからの放流による人災だとの認識なのに、国も県も認めようとしなかった。これまで4回の連絡会が開かれようやく4回目で、因果関係があるかもしれないので検討したいと言った。町として独自に研究者に調査依頼をしていて、6月には中間報告をかねて研究者が現地に来ることになっているとのことでした。

 被災者の会の役員さんで元町長の斎藤さんはじめ地元の皆さんが、町内の被災個所を案内していただきました。選挙で回った時にも見たのですが、改めて案内いただいた被害の大きさに息をのむ思いです。JR只見線は鉄橋が寸断され全く復旧の見通しが立っていません。お年寄りが通院で利用していて、早く元にもどして欲しいと要望されました。只見町長さんからは、今回の大水に対応できるような河川改修をして欲しいと要望を受けました。

 原発事故がなかったら、もっと丁寧な対応がなされただろうと思います。長谷川町長に「原発よりもひどい」と言わせるような行政の対応に問題があります。6月議会で取りあげることを約束してきました。

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