宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

山口の胡桃川清掃活動に挨拶、宅地も竹林も除染してもなお高い線量に驚き

 毎年地域の皆さんが集まって川の清掃活動を行っている山口の胡桃の会からご案内を頂き伺いました。持参した線量計で測ってみると、ゼオライトをまいて除染した水田は、空間線量2μシーベルトありました。

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 コメには移らなかったとのことで、独自に検査をしたくしている方の報告書を見ると、1から4ベクレル程度でした。ゼオライトの効果はあると考えているとのこと。

 宅地の除染が済んだ宅の庭でも、1から1.6μあり裏山を抱えるお宅は山の除染をしっかりやらないとダメだと言うことが良くわかります。去年は3μこえていたという安田さんの竹林は、実証実験したところは約半分の1.6μで、未だの部分は2μ超えました。土手にたわわに実るゆずは全く出荷できずあんぽ柿も収穫すらできません。賠償請求すると,おととしの伝票を全部出せと東電から言われたと怒り心頭でした。

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 中抜けして反省会に行くと、イノシシ問題に話が集中。福島市は、今年から1頭1万円の助成を出すことになったが、これでは誰もやる気にならないから、3万円位は出してほしいと。下の写真は、イノシシに荒らされた土地。来年の作付の時に作業がまた増えると嘆いていました。荒らされた水田のコメの収穫は半分だったそうです。

挨拶の中で、原発の恨みは選挙で晴らしましょうと訴えると、私よりも先に挨拶したらしい自民党の県議もいて複雑な表情。

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