宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

比例東北ブロック高橋ちづ子の議席確保。自民が単独過半数確保で戦争への不安が一層切実に。1区の渡部候補が挨拶

 今日、投開票された総選挙で、共産党は比例の高橋議員の議席を守り抜くことができました。被災地の声を届け続けてきた文字通り東北の命綱の議席は、これからの被災地の復興、原発からの撤退を求めるうえでも大きな力となることは明らかです。皆さんのご支援に心から感謝いたします。これからも、高橋議員としっかり連携して、福島の願い実現に全力で取り組みます。

 間もなく半年後には、参議院選挙も控えています。引き続き本物の改革を進める日本共産党の躍進のために頑張らなければと思っています。

 一方、自民公明が3分の2を超える議席を獲得、ねじれの参議院で議案が否決されても、衆議院で再可決が可能となったことは、今後の政局にも大きく影響するでしょう。

 しかし、自民党の政策が支持されたものでないことも、この間の有権者の皆さんとの対話で明瞭でした。自民党の身内からも、また戦争する気なのかとの批判が噴き出し、これじゃ選挙やりにくくて仕方が無いとの嘆きが聞こえていました。

 余りにも民主の裏切りがひどかった為に、仕方なく自民党に投票した人が少なくなかったのではないでしょうか。原発を再稼働させ、憲法9条を変えることを認めたわけではないという皆さんの意思をこれからの運動で示していきましょう。

 渡部チイ子さんは、開票後の挨拶で、一番気にかかるのが仮設で暮らす避難者の皆さんの希望が断たれることだと話し、引き続き公約実現の運動を進める決意を表明しました。

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 選挙戦の中では、特に避難者の皆さんから、渡部候補と日本共産党への強い期待が寄せられました。このままでは死にきれないというお年寄りの悔しさをにじませながら、共産党への期待を寄せててただいた、避難者の悔しさをこれからの闘いで応えたいと思います。

 福島の復興の土台をなす原発全基廃炉、日本の原発即時ゼロの願いが、自公政治によって踏みにじられはしないか心配です。

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 原発建設当時から一貫して原発反対を掲げ続けてきた党、90年の歴史に裏打ちされた平和と民主主義を守る老舗の党との有権者の認識も広がり今後の戦いに生きる力になります。

 

 原発ゼロの闘いはこれからが正念場。県議会で初めて知事が原発事故を人災と認めました。この認識に立って、あらゆる対策で加害者責任を追求する県の姿勢を、ハッキリさせていかなければなりません