宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

原発なくせ、完全賠償させる県北の会総会。記念講演した久保木弁護士が津波想定で国が新たな資料を提出したことを報告。

 17日夜、完全賠償させる県北の会の総会が開かれ参加。弁護団で津波問題を担当している久保木弁護士が記念講演し、国がようやく津波想定の1997年当時の資料を裁判所に提出したことを明らかにしました。国会事故調報告でも触れられていた問題で、国交省経産省など4省庁で津波から港湾を守るための調査、検討が行われ報告書が出された経過があるものです。東北でも大規模の津波が起きる可能性があると報告され、大熊、双葉でも10m近い津波が起きる可能性があるとされ、通産省のCDでは福島原発津波で被害が起きるとして×印されていたということです。そんな重要な資料がありながら、無くなりましたなどと偽り押し通そうとしていた国の姿勢も問題ですし、当事者東電がそのことを知らないわけがなく、何とかしてやり過ごそうとする無責任さが改めて露呈した結果となりました。

 ヨーロッパで聞いてきた安全が何よりも優先されなければならないとの姿勢の違いに怒りを覚えます。

明日は福島市内まちなか広場で原発ゼロ、川内原発再稼働反対の集会が開かれ、松崎まこと県議が来て鹿児島県での取り組みも報告する予定です。是非ご参加ください。