宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

6日は、商労文教常任委員会で会津の調査。博物館の雨漏り問題、教育旅行回復の取り組み等について聞き取りを行いました。

 6日、常任委員会として会津に出向き、博物館の雨漏りの原因と対策について館側から説明を受け、現地を見ました。30年がたつとはいえ、凝ったデザインにしたため、雪対策はじめ管理が難しい、雨漏りの原因を特定する事すらできず、多額の経費を要する事業になるだろうとのことです。雪国会津で雪対策よりもデザインが優先されたとすれば、設計上の大問題です。天井にはシミができ、工作室にはバケツが並んでいるのには驚きました。

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 午後、会津の教育旅行の現状を会津振興局と、会津地方の首長さんから話を聞き懇談。原発事故後極端に減少した教育旅行は今もって回復していません。私が賠償が打ち切られたらどうなるかと尋ねると、影響は甚大、とてもやっていけないだろうとの回答でした。首都圏から多く来ていた教育旅行でしたが、キャラバンで尋ねても、保護者から福島には子どもをやりたくないと言われると、学校はどうしようもない。と言われ、一旦変更されてしまうと中々戻らないと言います。

 県が実施しているふくしまっ子体験活動支援事業の効果を尋ねると、大変助かっていて、日帰りでも街なかに子どもたちがたくさん来ることで、県外から来たお客にも安心感を与えられるので効果が大きいと話していました。