今年から新たに保険医協会の理事長になった松本純医師が、県議会の各会派にあいさつに見えました。策定に向けた説明会が始まっている地域医療構想の問題、医師、看護師不足問題などについて意見交換。松本先生が特に心配されているのが避難地域のこれからのこと、住民が帰還しないもとで、いかに地域コミュニティを再生するのか、医療機関の在り方をどう考えればいいのか等の問題。
飯舘村で避難せず自宅で生活していたおばあちゃんが、自らの最期を覚悟し見事な人生の最期を全うされたとのこと、人生を自らの手で選択した住民の生き方を尊重することの意味を考えさせられたと話されていて、感動を覚えました。
私達が一人ひとりの県民の暮らしと生業の再建ということを言うときに、どれだけ思いに寄り添えているか、絶えず問われていることを考えなければならないことを改めて認識させられた気がしました。