宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

地域訪問で、様々の要望が。赤旗配達集金ご苦労さん会

 31日には、地域支部の皆さんと渡利地域を訪問。様々な要望が出されました。中でも、除染と避難の問題が切実です。

 渡利地区は、6700戸のうち、ほぼ5000戸の住宅で除染が終了しましたが、花見山臨時駐車場付近のお宅でもまだ何にも手が付けられていないというお宅もあり、本当に除染してもらえるのかとの不安も出されました。

 また、ある方は、みんなできれば避難したいと思っているはず、自主避難者にだけ高速料金無料にするのは不公平、週末だけでも子どもを県外に連れ出す家族が沢山いるのにそこには支援がないのはおかしい、是非留まって生活している人たちにも、高速無料化を実施してほしいと切実に訴えられました。福島に留まって生活している子育て世帯の放射能への不安、受け止めは様々であり、一人ひとりの気持ちに寄り添う事がいかに大事かを考えさせられます。

 家族が離れて暮らす世帯への支援は当然のことですが、福島に留まっている子育て世帯への支援もしっかり視野に入れていかなければならないと改めて実感しました。

 夕方、笹谷支部の赤旗配達集金ご苦労さん会に伺い、県政報告。第一原発敷地に入った時の様子を詳しく報告すると、皆さん高線量に驚きます。事故収束なんかしていないと、もっと知らせていかなければ。

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