宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

会津熱塩温泉、東山温泉の集中豪雨被害を調査し、喜多方建設事務所で状況報告を受け被災住民の声を届けました

 会津地方を襲った22日の集中豪雨で、会津熱塩温泉旅館と下流家屋に浸水被害が発生したため、昨日23日午後調査に行きました。現地はまだ山からの水が旅館の中をごうごうと流れている状態で、流れてきた土砂を取り除く作業が行われていました。

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1日の雨量が141ミリの豪雨。23日の午後には避難指示は解除され住民の皆さんは自宅に戻って土砂の片付けに追われていました。平成10年にも同様の豪雨に見舞われたが、被害は今回ほどではなかったと言います。旅館の駐車場の下から下流の河川まで暗渠で水が流れていくが、この暗渠が小さいための見込めずに旅館に流れ込んだらしい。

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 喜多方建設事務所の話では、暗渠の水路は喜多方市の管理とのことで、県は市と協議し対策を立てたいと述べました。

 裏山では土砂災害を防止するための砂防工事が行われている最中の災害でしたが、この工事との関係はないと思うというのが建設事務所の見方。

いずれにしても15年間放置されていたことは事実で、身近なところでの安全対策が求められています。

 東山温泉の県道法面が崩落し、住民が避難している現場も視察。大きな瓦礫が大量に県道をふさいでいる状態。瓦礫の除去と崩落防止対策が急がれます。

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