宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

8月3、4日の豪雨被害調査を7日に二本松市と喜多方市で岩渕友参院議員とともに実施。

 7日、日本共産党県議団は岩渕友参院議員、二本松市議団、喜多方市議団、会津地区委員会とともに3、4日の記録的大雨で被災した個所の現地調査を実施しました。

 二本松市岩代町加藤木地区は、国道459号線の山側にメガソーラー発電設備が設置され、去年の12月から稼働開始していた箇所からの大量の水が貯水池に入らず流出したことによる被害と思われます。地元自治会の皆さんは、ソーラー発電が原因としか考えられないと述べており、林地開発した県の責任も問われます。隣接する墓地には大量の水がの土砂と水が流れ込み、墓地の一部は完全に流出しお盆を前に墓参りしようがない箇所も出ています。国道459号線は通行止めとなり、土砂は道路をまたいで移川に流れ込みました。

 喜多方市では、JR磐越西線濁川鉄橋が崩落不通となりました。この鉄橋は土木遺産にも指定されており、地域住民の足として利用されています。遠藤市長が現地にきて説明してくれましたが、地域にとっては重要な市民の生活の足であり、復旧するまではJRの責任で代替バスを運行してほしいと話しています。JR東日本は先月輸送密度が1000人以下の路線と区間を発表、磐越西線も対象となっているため、廃止にされるのではとの不安が大きくなっているところでの被害は不安を助長しているのです。JRは公共交通機関としての社会的役割を自覚し、住民の足の確保に責任を果たすべきです。

 山都町では各地で道路や河川の被害が多数発生しており、住民の皆さんから直接話を聞くことができました。山間地で道路が寸断されると生活道路が確保できなくなるため早期復旧は切実さが違いました。早期の災害査定と復旧の取り組みが求められます。

今回の被害全体の激甚指定が求められます。