宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

昨年4月1日の県内の特養ホーム待機者前年比で104人減少。福島市は72人の増加。サ高住が47戸の増

 昨年4月時点の県内の特養ホーム待機者数が分かりました。全県では1万33人で104人の減ですが、福島市は72人の増で1307人です。特養建設が進まないため、依然として1万人の待機者が解消されません。減少となった要因が特養ホームの増設なのかどうかは定かではありません。

 サービス付き高齢者住宅の入居者は要介護度の高い人の割合が高く、特養ホームの不足を補完するものとして建設されてきましたが、県内を見るとこの1年間では210戸の増加、総計では3041戸となりましたが、伸びは少なくなっています。生保世帯も受け入れるサ高住も中にはありますが、僅かな年金でも入れる施設でなければ入れない高齢者が、行き場がなくなっている事が懸念されます。