宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

ワクチンと検査のパッケージ、オミクロン株対策の検査で、抗原検査かPCR検査かは受ける本人の自由選択

 コロナの検査は2つの事業が同時に行われています。ワクチンと検査のパッケージ、オミクロン株の市中感染発生した隣県で、希望する住民が無料で受けられるもの。検査の方法は、検査当日を含め4日間有効なPCR検査と抗原定量、当日を含め2日間有効な抗原定性検査があり、いずれを受けるかは本人が目的に応じて自由に選択できるとしています。県内で検査を受けられる事業所は薬剤師がいるドラッグストアなどの90か所あり、更に増える見込み。他県と比較すると取り組みが早かった本県の個所数は特段に多いようです。 抗原検査もPCR検査も検査キッドが無いため受けられなかった人がいるとの情報が寄せられていますが、あくまで民間同士の流通に任せられており県は関与していません。

 また、この検査により陽性となった場合の対応については、検査を受けた個人に医療機関の受診を誓約させるとしていますが、あくまで個人の良心に委ねられています。受診をためらう人が出てもおかしくないと思われるので、そこは陽性者が出た場合は直ちに保健所に通報する仕組みにすべきだと担当者に要請しました。

オミクロン株が米軍基地から地域に急拡大。日米地位協定の見直しを急ぐべきです。

 6日の沖縄県の感染者数が980人前後と発表され、過去最多を更新しました。首都東京りも沖縄県の方が多いのは、米軍から県内の拡大したことは明らかで、米軍では感染者のゲノム解析は行わないというのを聴いて怒り心頭でしたが、ここまで拡大すればやらざるを得なくなっていると思います。

 米軍が地域で国内法が適用されず、コロン対策でも治外法権になっていることがこの状況を生んでいることは明瞭。今こそ日米地位協定の見直しを行うチャンスです。

 

4日、新年市民交歓会。コロナ対策で県、市が1日から始動。県民は無料でコロナ検査が受けられます。

 4日、新年の市民交歓会に参加。木幡市長は、昨年のコロナワクチン予約への市民の批判が殺到したことにお詫びしながら、3回目の接種予約は集中を避けるため個々人に予約できる日を指定して知らせる方法を取る方針を明らかにしました。

 内堀知事は、1日に県のコロナ対策本部会議を開催したことを報告、元旦から県が会議を開くのは初めてだとのこと。県内初のオミクロン株感染者が確認され、山形県でオミクロン株の市中感染が確認されたことを受けて開かれたもので、昨年末から開始されたワクチンと検査のパッケージに加え、今月3日から31日まで不安がある県民は誰でも無料で検査が受けられる事業が始まりました。

 しかし、検査できる事業所に行っても検査キッドが無いため受けれなかったとの苦情が既に寄せられており、市民の検査への期待の大きさも窺えるだけに、しっかり体制を整備する必要があります。検査も抗原定性検査であるため、検査の信頼性に疑問があるとの声もあり、少なくても定量検査は必要であり、できればPCR検査が望ましいと思います。

f:id:m-sizue:20220106113319j:plain