宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

県議会の請願締め切りが早まりました

昨日、議会運営委員会が開かれました。県議会の政審会が廃止されたことに伴って、意見書の取り扱いが12月議会から変わり、かなり煩雑になりました。県民の意見書提出を求める請願も、意見書案を始めから議案の形にして提出することとしたために、締め切り時間ギリギリまで事務作業に追われ、時間内にようやくまに合わせた状態でした。そこで、より合理的な方法をそれぞれ検討して提案することになり、共産党は請願と議員提案の意見書案を分けて議論する方法を提案したのですが、結果的には煩雑さはそのままにして、県民からの請願提出期限を早めて議会の開会日とするることになってしまいました。これまでよりも2週刊近く早まります。議会の開会日は今月15日なので、周知期間も僅かで問題だと言ったのですが、他の会派はこれでいいと譲りませんでした。

議会運営委員会の後、県内地方議員会議に参加しました。各地が抱える問題は地域によってかなり差があることも明らかになりました。県北はやはり除染の問題が中心です。中通の県南地区は、瓦礫撤去にかかる費用補助の問題が出されました。食品検査から、賠償問題まで、広範な状況が一気にみんなの共通認識にすることができて、とても参考になりました。この会議をもっと頻繁に開く必要があると痛感しました。

今日、JA双葉に賠償問題で意見交換に伺った際に、賠償金に税金かけないでほしいという請願を県議会にも出したいと言われました。締め切りが今月15日ですと伝えると驚いていました。知らない団体が圧倒的なのに、請願権を狭めるようなことを議会が行うことは問題です。