宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

土日は宣伝と集会で駆け回りました。

金曜土曜と、全国一斉宣伝行動が提起されていました。私は、土曜日に集中して宣伝。午前中は市内南福島支部と地区委員会の被災者支援員の佐藤大河君の三人で6箇所で宣伝。何しろ寒いので外に出てくる人はいないのですが、チラシを届けると聞いていてくれることが分かり、やはり頑張らなくちゃと気合がこもります。

午後は、地元渡利の支部の皆さん、佐藤真知子市議とともに宣伝、ポスター張出の行動を行いました。この日は、赤旗記者さんが取材に入り、私の宣伝カーと一緒に行動、聞いていた人にインタビューしていました。早速その日に渡利事務所から記事を送り、翌日の赤旗全国版に紹介していただきました。宣伝から戻ってきたら、事務所を温めおいしいお茶を準備してくれていて心もあったまりました。

日曜日は、新婦人福島支部大会であいさつ、最後まで参加したかったのですが、午後県社保協主催の学習会がありここでも挨拶の予定があったのですぐに失礼しました。新婦人が被災者を支援し、原発のない福島、日本を作る先頭に立ってきたことに確信を持って頑張ろうと激励しました。

中央社会保障推進協議会事務局長の相野谷さんの講演が二本松市で行われ挨拶を兼ねて参加しました。講演は、一体改革が、消費税増税社会保障改悪を一体で進めるものでいかに国民生活を脅かすものかを具体的に説明されました。今日、民医連が記者会見するとのことですが、経済的な原因で治療が遅れたために亡くなった事例が、民医連加盟の医療機関だけで、去年1年で67人に上るとのことです。全国の医療機関の患者数に換算すると、3000人を上回る規模になるとの指摘は、この問題の深刻さを表しています。保険証を持っていても、医療費の3割り負担ができないために病気を我慢して手遅れになる事例が増えていると言います。61才のタクシー正規労働者の例を紹介していました。血便がずっと続いていたが我慢していたといいます。とうとう我慢しきれずに受信したときには、大腸がんの末期で、肝臓にも転移、わずか1か月で亡くなられたとのことです。タクシー労働者の低賃金問題はこの間象徴的分野として紹介されてきましたが、直接命にかかわる問題であることが明らかになりました。人間らしく働ける最低賃金の保障などの雇用条件を勝ち取ることが不可欠の課題となっています。