宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

15日は、神山団長が総括質問、知事が県外避難者訪問を初めて表明

 昨日、神山悦子議員が、総括審査会の質問に立ちました。一向に進まない除染の促進では、県は延べ1万人の除染作業に関われる人材を育成するとしています。地元の業者に発注させる仕組みづくりに知恵を出すことが求められます。

 賠償金に対する課税問題では、国会の大門参院議員が課税すべきでないとの質問に安住財務大臣が検討すると答えたことも紹介しながら、県としても国に求めるよう求めましたが、県は税の公平性から国で検討すべき問題と言うにとどまりました。県は去年の7月に提出した国への要望で、賠償金に課税しないようにと求めていた経過があったのに、国が税金をかけるとなるとたちまち国の方針に追随してしまうのは何とも情けない話です。

 県外避難者が6万3千人に及びねもっと増えるのではないかと言われる中で、知事は避難者の声を直接聞く機会を持つべきと迫ったのに対して、初めてその機会をつくりたいと表明しました。山形には1万3千人が避難しており、共産党県議団も山形市の支援センターを訪問。私は米沢市の支援センターも視察しました。知事が行くのは特別な意味のあることで、早く実現してほしいと思います。

 

 年度末を迎えて、避難者を受け入れてきた自治体も打ち切る動きが出ている問題を取り上げ正しましたが、昨年末に各県に文書で継続を要請したというだけで、現在起きている打ち切りの動きには具体的な答弁はありません。県外で不自由な生活を余儀なくされている避難者に寄り添う姿勢が大事です。

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総括質問する神山悦子県議  手前

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