昨夜、県復興共同センター主催で、原発労働者の劣悪な労働環境、除染労働者を巡る問題で学習会が開かれました。講師は、いわき市議で原発労働者問題を一貫して追求してきた渡辺ひろゆきさんと、県労連労働センターの小川英雄さん。
原発の多重下請け構造のもとで労働者が物言えない状態に置かれている様子は、はるかに予想を超える厳しいものでした。
除染労働者も同じ下請構造のもとで、ゼネコンや暴力団の食い物にされている実態が、この間除染労働１１０番などに寄せられた７０件の相談の中から浮かび上がっています。
安心して住める環境回復を願う県民の切実な要求である除染事業の促進のためには、異常な労働実態の改善が不可欠。全県民の課題として取り組む必要があります。
