宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

生健会の県連の皆さんがホームレス対策で県に要請。住宅は人権の立場から、抽選ではなく即時対応を求めました。

 17日、県の生健会事務局の皆さんが、ホームレスの住宅支援で県に要請にきました。ホームレスになっている方が、生保の申請をした写しがあれば、連帯保証人がなくても県住に入居申請ができる国の通達がありますが、抽選扱いとなるため漏れれば入居できません。住宅の困窮度合いは最も高く緊急支援が必用なので抽選ではなく即時入居できる特定入居扱いにすべきとの要請です。

 これまで協力してくれていた不動産屋さんが最近は対応が厳しくなり、気軽にお願いできなくなっていると言います。福島県内にはホームレス支援法に基づくシェルターがないため、代わりとなる保護施設として公営住宅の活用が待たれているのです。県は特定入居は公営住宅法で限定されているので困難との立場。ホームレス支援法によるシェルター設置の基準を緩和するか、住宅基準を緩和するかいずれかの対策が必要です。

一時少なくなったかに見えたホームレスがまた増加傾向にあり、寒さに向かうこれからが心配です。