宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

12月定例会が4日開会。知事が二期目の所信表明で原発事故や避難者の課題にふれ危機意識、希望、挑戦の3つのキーワードを強調。

 4日、12月県議会定例会が開会。内堀知事は2期目のスタートに当たり危機意識、希望、挑戦を胸に刻み県政運営に当たると所信表明。県政運営では、第一に避難地域の復興・再生を掲げ、まだ避難解除されない地域があること、解除されても新たな課題に直面している、安心して帰れる環境作りに取り組む、避難生活の長期化に伴い課題は個別化、複雑化している避難者を支援し生活再建できるよう取り組むと述べたことは、知事選挙後の大きな変化です。

 また、県民健康指標が悪化していることを受け健康長寿県を目指す、保育所待機児解消に取り組む、教育環境整備に取り組む、災害に強い県土づくりなど県政の課題に取り組む意思を示しました。これらの課題も、知事選挙で町多背候補が県政転換の内容として訴えてきたことであり、県民要求に応えざるを得なくなったものだと思います。

 10年間の復興期間終了後の復興創生の在り方については、復興大臣が10月末の知事会議で今年度内に方向性を出すと述べたことを明らかにしました。

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開会に先立ち、全国議長会の15年勤続表彰の伝達が行われ、阿部裕美子県議が表彰されました。

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