県内の感染急拡大を受け本日5日に、国が福島県など8県に蔓延防止等重点措置の適用を決定する方針であるため、県に対し県内全域を対象にすること、国の入院基準が重症者のみを対象にしたことで、救える命が救えなくなる危険が生じるとして、緊急申し入れを行いました。コロナ対策本部の十二所さんが受け取りました。県は今晩6時半からコロナ対策本部会議を開き、方針を決定する予定です。
国の感染者の入院基準を重症者に限定する改悪については、医療関係者から厳しい批判が噴出、自民、公明の政権与党内からも撤回や見直しを求める声が上がっています。
福島県は、感染者は原則入院とする方針で対応してきました。感染者の急増で確保した496床の使用率は既に77%となり病床逼迫の状況です。入院調整のため自宅待機せざるを得ない感染者は100人を超えています。県は最大で550床必要としてきましたが、これ程の急拡大は想定していなかったのでしょう。
しかし、宿泊療養施設や、在宅療養者の増加には危機感を感じます。急変し対応できなかったなどと言う人を絶対に生じさせてはならず、急ぎの対策が求められています。